オートレースドキドキコラム

車名の由来 2

2024年04月05日

 車名の由来 
  
 西翔子...ニッキ。「2級の時は『ハンナリ』で、京都感を出すためにやっていたんですけど、ファンの方に次はどんな京都っぽいものにするんだろうと言われてたので、京都感を出さないといけないかなと思って。なんか、先輩とかに『八つ橋』にすればって言われたんですけど、ダサいじゃないですか。でも、ニッキの味が八つ橋では結構ベタなので、それで『ニッキ』にしました。(遠めに、京都に関係あるかな、みたいな感じで?)そうです。なんか、連想できるかなと思って。(ちなみに、八つ橋って好きなんですか?)八つ橋好きですよ。よく買います。生八つ橋とか、高いヤツとかいろいろあるんですよ。美容にもいいんですよ。何の成分だったかは忘れちゃったけど...。はははっ。実はいいんですよ。新幹線に乗る時とか買ったりします。(では、お土産とかにも買ったりして?)そうですね。でも、八つ橋って結構、好みが分かれるんで、人にはあまり渡さないですけど、自分はメチャ食べます。(それで、車名にもしたんですね?)なんか、短くて、呼んでもらいやすいのがいいと思って、覚えやすいですし。【オートレーサーでは珍しい京都出身のレーサーです。その京都に縁のあるモノをひとひねりして車名に選んでいるようです】
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 佐藤励...シロウWV。「2級の時は『シロウFT』っていうのに乗っていて、シロウっていうのはお爺ちゃんの名前で、もう死んじゃったんですけど。自分がオートレーサーになる前にずっとレースをやっていて、バイクに乗るのってすごいお金がかかるんですけど、金銭面で助けてもらっていたので。『FT』は《ファイトトゥギャザー》で、今の『WV』のWは《ウィズ》で一緒にという意味で付けて、Vが《ビクトリー》。一緒に勝つぞっていう意味で。2級では一緒に戦ってきたので、1級でも一緒に勝とう!と、その意味合いで付けました。(明日は前節に続いてダブルVになるといいですね)それ、それですね。イケれば理想ですね。頑張ります!【このお話を聞いたのは2023年の12月30日で、前節の山陽GⅠ優勝からSSシリーズ戦の連続優勝がかかっていました。そして、見事に達成されました】
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 青木治親...ヤルゼSSP。「ぼくがやっている社会貢献活動で、サイドスタンドプロジェクトっていうのがあるんです。前にオートレースのCMでやっていたんですが、障害者の方にオートバイに乗ってもらう事業をやっていて、それのSSPです」(それで、ヤルゼっていうのは?)「ヤルゼは、箱根ターンパイクで以前、障害者の方にオートバイに乗ってもらうイベントをやったんですよ。最初は補助輪付きのオートバイを使って練習してもらって、最終的には僕たちが乗っているような1000ccのオートバイを一緒に楽しむような。で、箱根で公道を走ったり、相模原の公道を借り切って、そこでみんなでオートバイに乗ったりツーリングして、それで、箱根でやる時のタイトルが『やるぜ!!箱根ターンパイク』なんですよ。なので、ヤルゼとSSPをくっつけてるんです。本当はSSPだけでもよかったんですけど、それ(アルファベット)だけじゃダメって言われたので、ヤルゼをつけて」【社会貢献活動からのネーミングです】
 
 文/高橋

 

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