レース展望・予想

混戦断つかトーセンアイアン「C12特別編成」(金沢競馬)

2022/05/02

ゴールデンウイーク期間中は4日間連続で開催されている金沢競馬。5月2日(月)は最終第10レースの、C1級二組特別編成(金沢競馬場1500メートル)は、かつては上のクラスで活躍していたものの、現在は不振にあえぐメンバーが顔をそろえた非常に難解な一戦です。

不振馬ぞろいの中でも唯一連続して馬券に貢献しているのは◎1 トーセンアイアン(牡6、金田一昌厩舎)です。佐賀B級から今春に移籍してきて、転入初戦のB2級二組こそイレ込んでしまい後方からの追走となって4着でしたが、ここ2走のB2級五組では落ち着いてレースに臨めていて、先手を争うスピードを見せて連続3着に粘り込んでいます。今開催のC1級は前3走分の収得賞金額で格付が決まる特別編成のためC1級二組までクラスが下がったのは有利で、これまで走っていたB2級よりもかなり相手関係は楽になっています。今回も先手争いが鍵を握りますが、最内枠から無理せずにペースを握ることができれば、今度こそ押し切りが図れそうです。

このトーセンアイアンに迫る末脚を見せているのが佐賀オープンから戻ってきた○2 ペイシャゴンジセ(牡11、川添明弘厩舎)です。発馬に課題はありますが、レース終盤になると追い上げを見せて再転入後はまだ掲示板を外していません。2年前の冬に金沢にいた頃にはA1級二組で2着に突っ込んできた実績もあり、C1級までクラスが下がったのは歓迎です。年齢的にもこれ以上の上積みは見込めませんが、「トーセンアイアンを楽に逃がさない」と他馬が絡んで行く展開になれば、底力の違いを発揮して直線伸びてくるシーンがありそうです。

▲5 デルマキミノ(牝8、金田一昌厩舎)は今年A級からB2級にクラスが下がったこともあって開幕戦から人気になりましたが、先手を奪って逃げる本来のレースができずに苦戦が続いています。前走も先手争いに加われず7着に失速していますが、C1級まで下がればペースも落ち着くだけに、先手を奪って気分良く走ることができれば、前残りが図れるかもしれません。

△4 コウエイスパークル(セン6、加藤和宏厩舎)も今年の開幕戦で2着に差してきましたが、ここ2走は入着いっぱいのレースが続いています。リズムは下降ぎみですが、直線の追い比べ勝負になるなら上位争いに加わってきても不思議ではありません。

△7 マルハチアポロン(牡5、佐藤茂厩舎)も昨春はB1級で好走していましたが、今年は例年ほどの勢いが見られません。ひと息入った今回は追い切りも軽めで順調とは言えませんが、クラスが大幅に下がったことで復調のきっかけがつかめるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔2・5・4・7(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・5・4・7→2・5・4・7 2・5・4・7→1→2・5・4・7(24点)

C1級二組特別編成の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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