レース展望・予想

好枠引いたウェラーマンが中心「園田ジュニアカップ」(園田競馬)

2023/12/31

31日(日)の園田競馬メイン第11レースに「第52回園田ジュニアカップ」(2歳定量、園田競馬場1700メートル)が行われる。5戦5勝のマミエミモモタローがゲート再検査を受けたため出走不可になったが、精鋭12頭がそろった。

◎4 ウェラーマン(牡、盛本信春厩舎)はこれまで2戦2勝。いずれも3コーナー先頭から押し切っているように心肺機能が高く、素直な性格で癖がない点が好結果につながっている。重賞で一気の相手強化になるが、有力馬の中では唯一内枠に入ったのがこの馬で、レース運びが容易になった。初戦で手綱を握った吉村智洋騎手とのコンビで戴冠を目指す。

○11 トウケイカッタロー(牝、永島太郎厩舎)はネクストスター園田でマミエミモモタローにクビ差まで肉薄した記憶が新しい。精神的に幼い面がありレース運びは安定しないが、前走は「ジュニアカップを見据えた乗り方をしてほしかったので結果は気にしていない。鞍上も脚の使いどころが分かったはず」と永島太郎調教師は前向きだった。もまれると良くない馬で外枠はむしろプラスに出るかもしれない。

▲10 クラウドノイズ(牡、坂本和也厩舎)は発馬に課題を残しており、前走はスタートからリズムを崩してしまった。しかしスタートを決めて単騎逃げに持ち込んだときはめっぽう強く、メンバー最多の5勝の実績がここでは燦然と輝く。外枠は歓迎ではないが、偶数枠ならゲート内で待たされる心配がなく、かえってプラスに出る可能性もある。ルーキーの山本屋太三騎手と重賞で初コンビを組む点も注目だ。

☆9 マルカイグアス(牡、橋本忠明厩舎)は主戦の田中学騎手が腰痛のため騎乗を見合わせており、今回は鴨宮祥行騎手と初コンビになるが、追い切りですでに騎乗しており、手の内に入れている。瞬発力はないが、長く脚を使えるタイプで1700メートルはベストの舞台。地力は引けを取らない。

△12 ミスターダーリン(牡、柏原誠路厩舎)は前哨戦で2着に好走しており今回もダークホースになる。内で脚をためた前走が理想的な展開で大外枠はさすがに厳しいが、この枠なら腹をくくって末脚勝負に懸けてくるだろう。

△3 ティラミスアイ(牝、雑賀伸一郎厩舎)は新馬戦の末脚が鮮やかだった。その後は強敵相手に善戦止まりだが、どのような展開でも最後は差を詰めてきている。無欲の一発があるならこの馬か。

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馬単 4→11・10・9・12・3(5点)
3連単(1軸流し) 4→11・10・9・12・3(20点)

園田ジュニアカップの出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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