レース展望・予想

上り調子のヨシノタルマエが押し切る「近畿畜産特別」（園田競馬）

2023/08/09

9日（水）の園田競馬メイン第11レースに「近畿畜産特別」（C2、園田競馬場1230メートル）が行われる。

◎8 ヨシノタルマエ（牡3、盛本信春厩舎）は約6カ月の休養を挟んだ後の前走を逃げ切って4馬身差の快勝だった。スタート後はテンの速いクーシェルに先を越されたが、二の脚の速さを見せて1コーナーで主導権を奪うと、そこからは独壇場だった。前走からの反動はなさそうで、今回も逃げ、もしくは2番手から突き抜ける。

○1 マーブルファクター（牝4、中塚猛厩舎）も約6カ月の休養を挟んだ後のレースでヨシノタルマエの4着だったが、4コーナーまで馬なりで押し上げており、着差ほど負けた印象はない。叩き2走目で反応は良くなるだろうし、さらに切れ味が増してくる。

連勝中の▲5 キクノヴェール（牡4、田中一巧厩舎）は兵庫へ転入してきて初めて1230メートル戦に出走してきた。ここ2戦は序盤で行きたがる面を見せており、気性的に距離短縮は合いそうだ。今回は好メンバーがそろったが、いきなり通用するようだと先々まで楽しみを持てる。

☆6 マッタナシ（セン9、石橋満厩舎）はC2に降級してからもなかなか勝ち運に恵まれないが、2戦とも切れ味鋭い追い込みを見せており、依然としてチャンスは続いている。

△3 エイシンニーダー（牡5、田村彰啓厩舎）はスタート前にゲート内で立ち上がるアクシデントがあり、序盤から思うように進んで行かず不完全燃焼だった。距離を短縮して先行できれば巻き返しがありそうだ。

△12 サンドスピリット（牡4、田村彰啓厩舎）はリフレッシュ休養明け。状態はひと息のようだが、外枠からすんなり先行できたときは好走例が多く、軽視できない。

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馬単　8→1・5・6・3・12（5点）
3連単（1軸流し）　8→1・5・6・3・12（20点）

近畿畜産特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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