休み明けでもマリンデュンデュン中心「ラピスラズリ特別」（金沢競馬）

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休み明けでもマリンデュンデュン中心「ラピスラズリ特別」（金沢競馬）

レース展望・予想

2023/07/25

月、火曜日の2日間連続で開催されている今週の金沢競馬は25日（火）に2日目を迎えます。全12レース制で面白そうなレースが目白押しですが、中でも第10レースの「ラピスラズリ特別」（3歳A1組、金沢競馬場1500メートル）は、金沢3歳きっての快速馬が登場して復活Vを狙います。

◎11 マリンデュンデュン（牡、金田一昌厩舎）は2連勝を挙げて挑んだ前走の北日本新聞杯（1700メートル）で、勝ったノブノビスケッツを抑えて単勝1番人気に推されました。スタートを決めて後続を引き離して逃げましたが、4コーナーで馬体を併せて伸びてきたノブノビスケッツとスカイピースに交わされて4着に敗れてしまいましたが、直線では失速することなくゴール手前までスカイピースに食い下がっており、距離が短ければと思わせた内容でした。その後は石川ダービーも使わず約2カ月ほど休養しましたが、今月に入ってからは急ピッチで乗り込まれ、21日の本追い切りでは直線で弾けるパワフルな動きを披露しました。再びショウガタップリやノブノビスケッツに挑むためにも、休み明けでもベストの1500メートル戦でしっかり勝って、リズムを取り戻しておきたいです。

相手探しが難解ですが、北日本新聞杯でマリンデュンデュンに先着している○5 スカイピース（牝、中川雅之厩舎）が候補に挙がりそうです。石川ダービーで11着に失速し、前走の3歳牝馬重賞の加賀友禅賞では、ショウガタップリの2着に入ったノトキリシマ賞の再現が期待されましたが、中団のまま直線伸び切れず5着に敗れました。連戦で重賞を使った疲れを考慮して軽目の調整が続いていますが、今回はJRAの田口貫太騎手が手綱を握ることで変わり身が見込めそうです。51キロの軽量を生かして新味を引き出すことができれば、本来のしぶとい走りができるかもしれません。

▲2 ビックバンブー（牡、金田一昌厩舎）は石川ダービーで6着と崩れなかった内容から、前走の3歳A2組（1400メートル）でも上位人気に推されましたが、追走一杯の4着と奮いませんでした。1500メートル戦もこれまで2着2回と勝ち切れていない印象がありますが、決め手の良さには定評があるだけに、マリンデュンデュンが後続を大きく引き離して逃げる展開になるなら、中団から脚を伸ばして混戦の次位争いから抜け出してきそうです。

△3 ベストオーシャン（牡、鈴木正也厩舎）は石川ダービーで12着に大敗しましたが、今季3歳条件戦では2回しか馬券絡みを外しておらず、見直しは必要です。逃げるマリンデュンデュンに2番手追走で食い下がっていければ、そのまま流れ込みも狙えそうです。

△4 リュウノステルス（牡、加藤和義厩舎）も中央未勝利から転入後はまだ3着以内を外していないスピードは魅力です。1500メートルに距離が延びてどうかですが、4コーナーまで先団をキープできれば前残りが図れるかもしれません。

＜おすすめの買い目＞　
馬単　11→5・2・3・4（4点）
3連単（1軸流し）　11→5・2・3・4（12点）