レース展望・予想

ニコシーナが得意距離で巻き返す「桜桃特別」（園田競馬）

2023/06/29

29日（木）の園田競馬メイン第11レースに「桜桃特別」（B2、園田競馬場1230メートル）が行われる。

◎9 ニコシーナ（牝7、盛本信春厩舎）は前走のように820メートルも守備範囲だが出脚がそこまで速いわけではなく、外枠の軽量馬がスイスイと逃げ切ったように距離適性の高い馬が相手だと分が悪い。今回は6勝を挙げる1230メートルの距離が延びることで道中タメを作って走ることができる。鞍上の山本屋太三騎手も2度目の騎乗で慣れが見込める。すべてにおいて前進あるのみ。

○4 ツーエムアリエス（牡8、永島太郎厩舎）の前走は好調のスターファイターが相手で分が悪かったが、最後まで脚を伸ばして3着に食い込んだ。立ち回りのうまいタイプでこの枠なら器用にさばいてくるだろう。前走ほどの強敵は不在で、流れが向くようだと逆転まである。

▲10 グランドジュビリー（牡6、高馬元紘厩舎）は末脚の切れ味ならメンバートップ。折り合いの難しいタイプで、いかに力まず走ることができるかどうかだろう。

☆3 ウインブリオーソ（牡5、松平幸秀厩舎）は大井からの転入初戦。まだ転入して日は浅いが、すんなり逃げることができれば上位争いになりそうだ。

△7 カナヒタル（牝6、平松徳彦厩舎）は毎回そこまで人気にならないが、近走は安定して末脚を発揮している。スムーズに立ち回れば一角を崩せそうだ。

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馬単　9→4・10・3・7（4点）
3連単（1軸流し）　9→4・10・3・7（12点）

桜桃特別の出走表はこちら

（文／大阪日刊スポーツ・松本健史）


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