レース展望・予想

ダート女王の座へショウナンナデシコ「JBCレディスクラシック」（盛岡競馬）

2022/11/03

11月3日（祝・木）の盛岡競馬第10レースは「第12回JBCレディスクラシックJpnI」（3歳以上牝馬、盛岡競馬場1800メートル）。

◎2 ショウナンナデシコ（牝5、JRA・須貝尚介厩舎）は今年1月からダートグレードへ名乗り。初戦のTCK女王盃JpnIIIは2着でしたが、2戦目から破竹の進撃。牡馬相手に逃げ切ったかしわ記念JpnIを含め、ダートグレード4連勝を飾りました。前走・レディスプレリュードJpnII・3着は休み明けに加え、ただ1頭だけトップハンデ57キロを背負ったのが敗因。この一戦を使って大一番は当初の予定どおり。女王の座は譲れません。

○3 サルサディオーネ（牝8、大井・堀千亜樹厩舎）は一昨年1月、南関東へ移籍後、ダートグレードを5勝。今年もさきたま杯JpnIIで強じんな粘りで勝ち、健在を誇示しました。過去、JBCレディスクラシックJpnIは3度挑戦していずれも掲示板外でしたが、いずれも右回り。勝ち星13勝すべて左回りでマークしてきた典型的なサウスポー。盛岡は千載一遇のチャンスです。ビューチフルドリーマーカップで馬場見せを済ませて万全の態勢で臨みます。

▲9 グランブリッジ（牝3、JRA・新谷功一厩舎）は5戦2勝から関東オークスJpnIIを2着に3馬身差をつけて完勝。続いて古馬相手のブリーダーズゴールドカップJpnIIIへ臨み、早め先頭から押し切って1着。成長一途をたどっています。53キロのアドバンテージと勢いで、ここも突破するか注目です。

△4 テリオスベル（牝5、JRA・田島俊明厩舎）は向正面からのまくりが冴え、3戦連続で見せ場。盛岡コース2度目も心強い材料です。

△10 プリティーチャンス（牝5、JRA・野中賢二厩舎）は前走・レディスプレリュードJpnIIの重賞初制覇で弾みがついたはず。

△12 ヴァレーデラルナ（牝3、JRA・藤原英昭厩舎）は8戦連続で連対中と底を見せていません。

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馬単　2→3・9・4・10　3・9・4→2（7点）
3連単（フォーメーション）　2・3→2・3・9→2・3・4・9・10・12（16点）

JBCレディスクラシックの出走表はこちら

（文／松尾康司）


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