レース展望・予想

重賞2勝馬サクラヒメの相手探し「クインカップ」(ばんえい帯広競馬)

2022/11/13

11月13日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「第47回クインカップ」(4歳牝馬)が行われます。

牝馬限定戦で、前哨戦の紅バラ賞が参考レースになります。同レースから1着サクラヒメ、2着サクラシュンカ、3着ニュクスほか5頭で、出走10頭中8頭とほぼ再戦となります。最軽量690キロがブルーレジーナ(大友栄人厩舎)、ジェイマリア(今井茂雅厩舎)など7頭、700キロがサクラシュンカ、トップハンデ720キロがミソギホマレとサクラヒメで、最大重量差は30キロと微妙についています。馬場状態もレース当日は雨予報で時計勝負の競馬が予想されます。

◎8 サクラヒメ(今井茂雅厩舎)720キロを本命に推します。紅バラ賞優勝馬です。デビュー以来18勝を挙げており、ばんえい菊花賞では2着ミソギホマレに8秒5差をつけ、ばんえいオークスでも2着イオンに11秒3の大差をつけて重賞2勝。このメンバーに入れば大威張りできる実績です。明けて4歳になり挑んだ柏林賞では、ゴール直前に一杯になって転倒してしまい、競走中止となっていますが、勝った牡馬のオーシャンウイナーとスタートから並走し、障害は先頭で切って、オーシャンウイナーと競り合い、一旦は頭ひとつ盛り返しています。今回の相手であるサクラシュンカとは20キロ、ミソギホマレと同重量ならすでに勝負付けは済んでおり、相手探しの一戦です。

○7 サクラシュンカ(金山明彦厩舎)700キロが対抗。紅バラ賞2着馬です。今季は3勝を挙げていますが、重賞には出走していません。その先行力と障害には定評のある馬で、紅バラ賞でもスタートから果敢に先行し、障害もサクラヒメの2番手で切り、直線差し脚が届きませんでしたが、同馬から5秒9差の2着と善戦しています。紅バラ賞はサクラヒメより40キロ軽く、今回は同馬より20キロ軽い重量と厳しい条件ですが、持ち前のスピードを生かして相手筆頭です。

▲4 ミソギホマレ(坂本東一厩舎)720キロが3番手です。2走前には銀河賞を制しています。紅バラ賞では大外10コース、最大重量差60キロのトップハンデと厳しい条件で、1着サクラヒメに26秒5の大差で惨敗しています。少し展開に左右されますが、嵌った時の末脚の切れは鋭いものを持っています。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 8→7・4・1・10(4点)
3連単(フォーメーション) 8→7→4・1・10(3点)

クインカップの出走表はこちら

(文/小寺雄司)


※投票の際は、締切間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

レース展望・予想一覧
 

ページ先頭へ↑

地方競馬予想情報

地方競馬ならオッズパーク競馬