レース展望・予想

意欲の地方遠征でアイスヴィスタ「ヴェスタ賞」（名古屋競馬）

2022/09/14

9月14日（水）の名古屋競馬メイン第11レースはJRA交流「名古屋CC ヴェスタ賞」（A級3組・中央1勝クラス、名古屋競馬場2100メートル）。

地元勢にとっては経験の少ない2100メートル戦で、中央勢が層の厚さを生かせる構成。今シリーズもJRA勢優位の流れが濃厚だ。なかでも戦歴上位の◎8 アイスヴィスタ（牝5、JRA・高柳大輔厩舎）がV最短だ。ひと息入れて復帰した最近3走が4、7、2着。ダート中距離で大崩れのない近況だ。特に前走は果敢に主導権を握って1馬身1/4差2着に逃げ粘る好内容で大きくアピール。初めての名古屋コースになるが、過去には地方遠征経験もあり、大きな問題ではない。調教、追い切りの気配も上々。久々の地方遠征は陣営が2勝目を意識した参戦と言えそうだ。

得意な地方遠征で前走から大きな変わり身が期待できるのが○6 スターファースト（牡3、JRA・小崎憲厩舎）。中央ではイマイチの成績に留まるが、デビュー以来の連対2走はともに地方遠征。セールスポイントの先行力が小回り地方遠征で生きているようだ。鞍上には交流戦の強さに定評がある岡部誠騎手を起用。巧みにマイペースの逃げに持ち込めば押し切りも狙える。

▲9 タマモモンレーブ（牡3、JRA・大橋勇樹厩舎）は1勝クラスに昇級後、3走連続不発もひと息入れて立て直してきた。手ごろな相手に変わる初めての地方遠征でもあり、変身があっても驚けない。

地元勢では△1 カミルレ（牝5、植松則幸厩舎）に期待がかかりそうだ。休養前にはオープンやA級2組特別で勝ち負けしていた実力派。休み明けをひと叩きした上積みでファンの馬券貢献を目指す。

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馬単（マルチ）　8⇔1・2・6・9（8点）
3連単（フォーメーション）　8→1・2・6・9→1・2・6・9　1・2・6・9→8→1・2・6・9（24点）

名古屋CC ヴェスタ賞の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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