レース展望・予想

逃げると強いラブバルドー「尼御前岬特別」(金沢競馬)

2022/08/21

日、火曜日で行われる今週の金沢競馬。8月21日(日)の注目カードは第8レースの「尼御前岬特別」(B2級一組、金沢競馬場1400メートル)で、前回の1700メートルから一気の距離短縮が各馬にどのような影響を与えるのか興味深い一戦になりました。

◎8 ラブバルドー(牝4、井樋一也厩舎)は前回このクラスで初めて1700メートル戦を走りましたが、先手を奪ってペースを握ると向正面で後続をどんどん引き離し、4コーナーを先頭で回りました。ゴール寸前で勝ち馬に交わされて2着でしたが、直線半ばまで単独の先頭でそのまま押し切るかの勢いでした。すんなりを先手を奪えば強さを発揮するタイプで逃げに持ち込んだレースは6月から3戦連続で連に絡んでいます。脚質的に1400メートルに距離が短縮されるのは歓迎で、同型のシルヴァーメテオらを抑えて今回もペースを握ることができれば際どい勝負に持ち込めそうです。

○2 ブレイブブロッサム(セン9、中川雅之厩舎)は、1700メートルに距離が延びた前回のこのクラスで1番人気に推されましたが4着でした。しかし直線入口では2着をうかがうかの脚色は見せており、伸び切れなかったのは距離延長の影響もあったようです。年齢的に上積みは見込みにくいですが、勝負どころから一気に駆け上がってくる末脚はまだまだ健在で、久々の1400メートル戦でも、先団を射程圏に捕らえながら追走できれば追い上げが届きそうです。

▲6 カツカモ(セン10、川添明弘厩舎)はC2級から3連勝を飾って調子を取り戻したかに見えましたが、前走のB1級四組ではスタートから行きっぷり悪く流れに乗れず5着でした。久々に馬券絡みを外してしまいましたが、1400メートル戦で1分31秒0の走破時計は悪くなく、B2級に下がればリズムは取り戻せそう。早めに外へ持ち出して気分良く走ることができれば、直線の追い比べ勝負に加わってきそうです。

△4 シルヴァーメテオ(牡8、加藤和宏厩舎)は前走のB1級四組でも逃げて3着に粘り込み、カツカモに先着しています。今回はラブバルドーと先手を争うことになりますが、もしペースを握ることができれば、1400メートル戦なら馬券圏内に再び踏ん張れるかもしれません。

△5 エイダイインパクト(牝5、佐藤茂厩舎)は前回このクラスでラブバルドーの2番手を走りながら直線で失速してしまい5着に敗れましたが、1400メートルに距離が短縮されるなら見直しは必要です。積極性が出てきた今の状態ならラブバルドーとシルヴァーメテオの先手争いに加わっていく可能性もあります。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔2・6・4・5(8点)
3連単(フォーメーション) 8→2・6・4・5→2・6・4・5 2・6・4・5→8→2・6・4・5(24点)

尼御前岬特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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