レース展望・予想

メムロ、アオノ、ゴールドの三つ巴「スピードスター賞」(ばんえい帯広競馬)

2022/03/06

3月6日(日)のばんえい帯広競馬メイン第11レースには、「スピードスター賞」(4歳以上選抜)が行われます。

500キロの定量戦で、年齢・性別以外のハンデがつかず、減量があるのは最軽量480キロのシンエイボブ、490キロのゴールドハンターとアアモンドキーマン。馬のスピードとスタミナに騎手の度胸も試される、“止まったら負け”のスピード勝負です。

疾風賞、地吹雪賞の2鞍の1着から5着馬に出走権がある決勝戦です。地吹雪賞1着アオノブラック、疾風賞1着ゴールドハンター、2着メムロボブサップの3頭が地力上位で三つ巴といえます。

◎2 メムロボブサップ(牡6、坂本東一厩舎)500キロは、昨季のスピードスター賞優勝馬で連覇の期待がかかります。今年は疾風賞でゴールドハンターの2秒0差2着で出走権を獲得しています。スタートダッシュが良くテンから押して行っても障害には絶対の自信を持った馬。阿部武臣騎はこのレース連覇中と経験豊富です。

○4 アオノブラック(牡6、金田勇厩舎)500キロが対抗です。ライバル・メムロボブサップが疾風賞2着での出走なら、アオノブラックは地吹雪賞でシンエイボブと同タイムの1着で出走を決めています。昨季のこの路線では疾風賞3着、スピードスター賞2着ともメムロボブサップに先着されていますが、決勝ではわずかコンマ2秒差で、逆転もあります。

▲7 ゴールドハンター(牡5、金田勇厩舎)490キロが3番手です。この条件初挑戦だった疾風賞ではメムロボブサップに2秒差をつけて勝利しています。それまでは道中の折り合いがつかず、金田利貴騎手も馬そりに座ったり苦労していましたが、障害直行となった疾風賞では持ち前のスピードを発揮しています。あの走りが再現できたら怖い1頭です。

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スピードスター賞の出走表はこちら

(文/小寺雄司)


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