レース展望・予想

逃げ切りなるかナムラヘラクレス「ポインセチア特別」（名古屋競馬）

2021/11/04

11月4日（木）の名古屋競馬メイン第11レースは「ポインセチア特別」（A級2組、名古屋競馬場1600メートル）。

上位馬の評価差わずかだが、マイペースの逃げが可能な◎5 ナムラヘラクレス（牡7、坂口義幸厩舎）が軸馬に一番ふさわしい。兵庫在籍時に1月の中距離重賞で連続2着。実績から考えれば当地転入後の成績はまだ物足りないが、最近2走を1、2着。ようやく軌道に乗ってきたようだ。鮮やかな逃げ切りを飾った2走前に続いて前走も1馬身差2着にしっかり粘り込み、陣営、ジョッキーも手の内に入ってきている。軽めの稽古が多かったが中間は追い切りを消化し、強化された調教も買い材料。メンバーを見ると差しタイプが多く、2走前のように主導権奪取が可能な構成利もある。マイペースの逃げに持ち込んで当地2勝目のチャンスだ。

実績で上回るのは新春の名物重賞・名古屋記念を連覇している○1 アドマイヤムテキ（牡8、角田輝也厩舎）。前走は約半年ぶりの復帰戦もあって、行きっぷりに道中の反応も悪く1秒8差5着に終わった。キレが増す1400メートルが得意の舞台も1600メートルでも3勝を挙げており、こなせない訳ではない。ひと叩きした効果が見込める復帰2走目。鮮やかな変身劇があっても驚けない。

前走、ナムラヘラクレスを鋭く追い込み、1馬身制したのが▲4 カミルレ（牝4、植松則幸厩舎）。展開や流れに左右される典型的な追い込み派だが破壊力ある末脚は折り紙付き。直線勝負に持ち込めば2組連勝は十分。

条件が緩和した△3 メイショウアワジ（牡7、坂口義幸厩舎）に、前走復活気配をのぞかせた△7 ドリームスイーブル（牡6、倉地学厩舎）も一発を秘める。

＜おすすめの買い目＞　この買い目で投票
馬単（マルチ）　5⇔1・3・4・7（8点）
3連単（フォーメーション）　5→1・3・4・7→1・3・4・7　1・3・4・7→5→1・3・4・7（24点）

ポインセチア特別の出走表はこちら

（文／中部地方競馬記者クラブ）


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