レース展望・予想

転入初戦の好素材ジョイフル「東海クラウン」(笠松競馬)

2021/10/29

10月29日(金)の笠松競馬メイン第11レースは、笠松グランプリトライアル「東海クラウン」(A級1組、笠松競馬場1400メートル)。

転入初戦の新顔3頭がすべて実績派。パドックや返し馬で仕上がりや当地小回り適性などをチェックし、馬券に生かしたいものだ。

なかでも一番の高キャリアを持つのが◎1 ジョイフル(牡7、川嶋弘吉厩舎)。芝中心も中央の短距離でトータル6勝を挙げ、断然の実績を誇る。そのうち1勝をオープン(19年12月・タンザナイトステークス・阪神芝1200メートル)で飾ったバリバリの元中央オープン馬だ。新春に地方移籍し、高知、金沢などでトータル10戦して1勝。もの足りない成績ではあるが、上位シーンで相手なりに走れる一面はのぞかせる。同厩舎のお手馬で人気が予想されるニホンピロヘンソンも参戦するが、向山牧騎手はこちらをセレクト。調教、追い切りなどから何かを感じ取ったのだろう。手探り面尽きない転入戦でリスクは伴うが、ベテランの相馬眼に乗ってみたい。

連軸という点では安定感ある○2 ニホンピロヘンソン(セン5、川嶋弘吉厩舎)が上位の存在。マイル戦だったが前走9月のオープンでは、鮮やかな抜け出しで5馬身差つけて完勝した。当地では9戦して1~3着各3回と常に勝ち負けを演じている。もう少し距離がほしいが馬券に欠かせない。

2歳時に北海道で活躍し、南関東B1から移籍してきた▲9 タイセイサクセサー(牡4、後藤佑耶厩舎)も高い評価が必要。1200や1400メートルを主戦場にしてきたスプリンターで、舞台設定はぴったり。移籍前のクラス、戦績から当然勝ち負けの期待がかかりそうだ。

単穴は△7 ヒルノマゼラン(セン8、後藤正義厩舎)。休養明けでしかも1年半ぶりの長期ブランクある復帰戦も、新馬戦を含めて中央平地で4勝した地力派。ダートはわずか1戦で7着に終わっているが、調教、追い切りの動きからこなせないわけではない。短距離戦でもあり、スピード一気に突っ走るケースに警戒したい。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 1⇔2・5・7・9(8点)
3連単(フォーメーション) 1→2・5・7・9→2・5・7・9 2・5・7・9→1→2・5・7・9(24点)

東海クラウンの出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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