レース展望・予想

転入馬か、連続連対の好調馬か「カミノムサシ特別」(金沢競馬)

2021/06/06

金沢競馬は今週も日、火曜日の通常開催になります。6月6日(日)のメインは最終第11レースの「カミノムサシ特別」(A2級二組、金沢競馬場1400メートル)になります。中央1勝クラスで苦戦していた2頭が金沢でどんなレースをするか注目を集めます。

◎2 センノベステス(牡4、中川雅之厩舎)は昨年金沢で4勝を挙げて中央へ戻った経歴があり、今回は再転入になります。中央1勝クラスでは二ケタ着順続きで見どころはありませんでしたが、金沢ではまだ3着以内を外しておらず、2番手追走から向正面で早めに先頭へ抜け出す積極的なレース運びでB1級六組でも勝ち星を挙げていました。中央でも先行する意欲は見せていたことから、金沢に戻れば立ち直るきっかけがつかめそう。追い切りの動きも悪くなく、初めて走るA級のペースに戸惑わなければ、持ち前のスピードが発揮できそうです。

○6 マイネルポインター(牡4、加藤和宏厩舎)は、デビュー3戦目の小倉芝2000メートル戦で1位に入線しながら直線外に斜行したため2着に降着となり、1カ月後の中山芝2000メートル戦で未勝利を脱出した経緯があります。中央1勝クラスに昇級後は馬券に絡むことはできませんでしたが、先行するスピードを見せてひとケタ着順が多く、中央の実績ではセンノベステスを上回っています。主に芝の2000メートル前後の距離を使われていて、ダートはこれまで川崎と大井のJRA1勝クラスの交流戦のみで、ダート適性に関してはまだ疑問符がつきます。しかし乗り込みは目立っており、追い切りも及第点の動きでした。1400メートル戦も初めてとなりますが、逃げた馬を早めに交わして4コーナーを先頭で回ることができれば、押し切りが図れるかもしれません。

▲5 メジャーシップ(牡10、佐藤茂厩舎)は前回の1700メートル戦で、逃げたサンリットデューの2番手を追走して、3コーナー手前で勝ち馬に早めに交わされて4番手に下がりながらも、直線に入ると盛り返して2着を死守しました。今年はB1級にクラスが下がった恩恵もあって自信を取り戻しており、3戦連続連対と好調ぶりが目につきます。再び1400メートルの短距離に戻りますが、向正面から早めに動いて直線の追い比べ勝負に持ち込めるなら、底力の違いで再び抜け出してきそうです。

△3 サンリットデュー(牝6、黒木豊厩舎)は前走も後続に早めに捕まってしまう苦しい展開でしたが、雨が残る馬場状態になるなら粘り込むチャンスはあります。

△8 サンペンドルトン(牡4、鋤田誠二厩舎)も前走は熱発明けもあって9着に崩れましたが、引き続き追い切りの感触は悪くなく、外枠からスムーズに先行できれば巻き返しがあるかもしれません。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(フォーメーション) 2・6・5→2・6・5・3・8(12点)
3連単(フォーメーション) 2・6・5→2・6・5・3・8→2・6・5・3・8(36点)

カミノムサシ特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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