レース展望・予想

力つけるテツの差し切り期待「近畿畜産特別」(姫路競馬)

2021/03/17

17日(水)の姫路競馬メイン第11レースに「近畿畜産特別」(A1A2、姫路競馬場1400メートル)が行われる。

◎8 テツ(牡5、橋本忠明厩舎)は今月11日に行われた名古屋大賞典JpnIIIで4着だったジンギと並ぶ橋本忠明厩舎の5歳世代二枚看板。ジンギと比べると古馬のオープンで勝ち切れていないように、もうひと皮むけてきてほしい現状だが、園田金盃、新春賞など一線級と戦うことによって着実に力を付けてきた。今回は1400メートルに距離を短縮してきたが、父ストロングリターンという血統背景を考えてもスピードが生きる舞台の方が適性は高いように感じる。今回は逃げが濃厚なメイプルグレイトを徹底マークして差し切る。

○9 メイプルグレイト(牡6、北野真弘厩舎)は兵庫ウインターカップで5着。先行したナチュラリーやエイシンエンジョイが崩れたなか、3番手追走から粘った点は十分評価できる内容だった。今回は先述した兵庫トップクラスの2頭は不在で、単騎逃げがかなう相手構成。吉村智洋騎手がテン乗りでどう乗りこなすかも見ものだ。

▲4 タイセイプレシャス(セン9、長南和宏厩舎)は転入初戦の前走がまだ本調子手前だったにもかかわらず、中団から鋭く伸びて2着。今年の白銀争覇を制した底力を示した。一度たたいた効果は大きく、距離短縮もプラス材料となる。

☆1 エレスチャル(牝6、尾林幸二厩舎)も前走の1500メートルはさすがに距離が長かっただけに、距離短縮は歓迎。内枠でロスなく運ぶ形がベストで、条件は大きく好転している。今回は同型が手薄なだけに、前々で運んで粘り込みを狙いたい。

△3 サンライズハイアー(牡5、柏原誠路厩舎)は1200メートルくらいがベストで、距離はやや長い印象だが、末脚の切れ味はオープンでも通用するものがある。うまく立ち回れば上位進出も可能。

△12 サージュ(牡5、坂本和也厩舎)は後方一辺倒で展開に左右されるのは致し方ないが、好メンバーがそろった3走前にメイプルグレイトの3着に来ているように、姫路コースは相性がいい。今回も一発を警戒したい。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単 8→9・4・1・3・12(5点)
3連単(1軸流し) 8→9・4・1・3・12(20点)

近畿畜産特別の出走表はこちら

(文/大阪日刊スポーツ・松本健史)


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