レース展望・予想

地方馬同士ならランガディア「イヌワシ賞」(金沢競馬)

2020/09/01

地方全国交流の「第16回イヌワシ賞」(金沢競馬場2000メートル)が、9月1日(火)に開催される金沢競馬のメイン第11レースで争われます。9月29日に行われる白山大賞典JpnIII(2100メートル)へのトライアル戦になっており、今年は1着賞金が200万円アップしたこともあって、北海道、岩手、大井、兵庫から例年以上にハイレベルな強豪古馬たちが参戦してきました。

◎8 ランガディア(牡6、岩手・板垣吉則厩舎)は芝で5勝を挙げた元中央オープン馬で、今春に岩手へ移籍するといきなり重賞を3連勝して、みちのくのダートで力の違いを見せつけています。前走のマーキュリーカップJpnIIIでも、JRA勢相手に3着まで伸びてきており、地方馬のみの交流戦なら力は一枚上の存在です。1カ月半ほどレース間隔は空きましたが、週1本は速い追い切り時計を計時しており、好調はキープしています。長距離輸送さえ問題なければ、金沢でも高いパフォーマンスを見せてくれそうです。

○5 リンノレジェンド(牡4、北海道・林和弘厩舎)は3歳時に大井の黒潮盃、盛岡のダービーグランプリを勝利しており、地方交流戦には強いタイプです。盛岡に遠征した2走前のマーキュリーカップJpnIIIでは7着に敗れてしまい、ランガディアに先着されていますが、JRA勢相手に先手を主張して3コーナーまで先頭を譲らなかったスピードは評価したいです。吉原寛人騎手とのコンビもこれで3回目で、マーキュリーカップJpnIIIでの反省点を踏まえて臨んできます。後続を引き連れながら4コーナーを先頭で回ることができれば、際どい勝負に持ち込めそうです。

▲4 ストーンリバー(牡6、兵庫・長南和宏厩舎)は2000メートル前後の距離に良積が多く、名古屋に遠征した2走前の名港盃でも直線外から伸びて2着に突っ込みました。末脚はそれほど切れるタイプではありませんが、追ってバテない強味があり、前崩れの展開になれば浮上するチャンスがありそうです。

△6 スギノグローアップ(牡7、大井・福永敏厩舎)はまだ重賞勝ちはありませんが、東京記念や金盃など南関東の長距離重賞で掲示板内を確保しているステイヤーです。1年半以上も白星から遠ざかっていますが、今回を見据えて前走は積極的なレースも試みており、金沢なら変わり身があるかもしれません。

地元勢では△1 サノサマー(牡6、加藤和宏厩舎)に期待です。前走の百万石賞は伸び切れず4着に敗れましたが、その後は放牧に出されて立て直しが図られました。中央5勝の実績はランガディアと同じで、決め手勝負になるならゴール前で突き抜けるシーンは十分に考えられます。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔1・4・5・6(8点)
3連単(フォーメーション) 8→1・4・5・6→1・4・5・6 1・4・5・6→8→1・4・5・6(24点)

イヌワシ賞の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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