レース展望・予想

降級有利なデルマアブサン「ネモフィラ特別」(金沢競馬)

2020/03/15

冬季休催中だった金沢競馬は3月15日(日)から再開されます。初日は全12レースが予定されており、中でも最終第12レースの「ネモフィラ特別」(B1級一組、金沢競馬場1500メートル)は主力馬の人気が割れそうで、組み合わせ次第では好配当が望めそうな一戦です。

◎8 デルマアブサン(牡5、金田一昌厩舎)は昨夏に中央1勝クラスから転入してきて、軽快な先行スピードでA2級で3勝、A1級でも2着2回の実績があります。今季はB1級からのスタートになるのは優位で、早い時期から乗り込まれていたこともあって、追い切りもしっかりかけられて仕上がっています。逃げた馬をにらみながらレースを進めて、直線抜け出しを図ります。

昨季A2級で2勝を挙げている○9 バルタンセージ(セン8、中川雅之厩舎)も、B1級からのスタートは有利です。昨年10月中旬のA1級二組で5着に敗れた後は、立て直しを図るため小松温泉牧場へ放牧に出されていました。戻ってきたのは今年2月末と休養はやや長引きましたが、馬体には太め感はなく、放牧先で乗り込まれて出走態勢は整っているようです。約5カ月ぶりの実戦となりますが、休み明けでも連対実績が多く、久々は苦にしません。デルマアブサンに外からプレッシャーを与えながら4コーナーを先頭で回ることができれば押し切ってしまうシーンもありそうです。

デルマアブサンとバルタンセージが競り合う展開になるなら、差し馬勢に出番がありそうです。▲4 イリュージョニスト(牡4、松野勝己厩舎)は昨年末の準重賞・能登波の花賞で3着に敗れて、6連勝こそなりませんでしたが、秋以降の活躍は目覚ましいものでした。冬季休催中は小松温泉牧場へ放牧に出されて鍛え直され、ひと回りパワーアップして戻ってきました。ゲート内で立ち上がる悪い癖さえ出さなければ、前を走る馬たちをまとめて捕らえても不思議ではありません。

△1 イマジンピース(牡5、加藤和義厩舎)も堅実に追い上げてくるタイプで、前崩れの展開になれば浮上がありそうです。

△11 オーミティグリス(牡5、中川雅之厩舎)も追い切りの感触は良く、位置取り次第では流れ込みもありそうです。

<おすすめの買い目> この買い目で投票
馬単(マルチ) 8⇔9・4・1・11(8点)
3連単(フォーメーション) 8→9・4・1・11→9・4・1・11 9・4・1・11→8→9・4・1・11(24点)

ネモフィラ特別の出走表はこちら

(文/中部地方競馬記者クラブ)


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