おすすめ注目レース

2024年4月21日   第34回 金沢スプリングカップ(フリオーソ賞)4歳上サラ系一般 定量 (金沢競馬)  

金沢競馬   第10レース   好転材料が多い!エイシンアンヴァルの戴冠に期待
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-4_kanazawa.jpg かつては重賞戦線の幕開けとして1900mで行われていたが、昨年から1500mに距離が短縮。次開催・利家盃は長距離路線を目指す馬、この重賞は短距離など別路線の馬と、出走馬が分散する格好になったことなどで最少頭数になったが、現時点で比較は難しいメンバー構成でもあり予想は悩ましい。連対候補4頭。女王ハクサンアマゾネスなどが不在であれば、どれが好走しても不思議ではないし、先行争いも不透明。迷いに迷った末に中心視するはエイシンアンヴァル。兵庫からの転入初戦だった前走より相手は強くなるが、少しでも距離が延びるのはプラスで、揉まれたり競られたりしない展開も叶う頭数と枠順、そして攻めを強化。更に走力を上げるはずで、ここも突破と見た。繰り返し強調したいが、どの馬が勝っても驚けない一戦。

 ◎は(5)エイシンアンヴァル。転入前の兵庫A1好走時のベストは、1700m以上での逃げ。やんちゃな気性・大きな跳びで、最前列は難しい顔ぶれの1400mだった前走は半信半疑の状況も、外からねじ伏せて最後は目一杯追っていないほどの完勝。揉まれなければ好位の競馬でも大丈夫そう。少しでも距離延長や頭数減は歓迎、ここを目標に追い切り負荷も上げてきた。その動きや気配も今回の方が明らかに上。実力・態勢・枠順など総合的に考えると最も魅力的。

 ○は(1)ソーラーフレア。転入の昨年は重賞こそ3着・5着だが、準重賞を2勝。当地では上位ランクの走力を示していた。当地復帰戦の前走は昨季後半戦よりセーブ気味の攻めでもあったし、当地短距離最強オヌシナニモノに外からマークされる展開。それでいて2着争いなら内容としては悪くない。目標はここだったはずで、むしろメンバーも少し楽になったとも言える。昨季の好パフォーマンスも12月準重賞勝ちの1400mや1500m。昨季に分が悪かった相手も不在のここは他の出方や走りだけと言える。

 ▲は(2)タイサイ。中央時は4勝してオープンでも5着、3年前の秋冬には南関東A2→オープンを連勝、一昨年は園田2400mの六甲盃2着。転入前実績は最上位と言える。その良績は1700m以上の長距離・先行でのもので本来1500mは距離不足だが、割と力のいる馬場のA2とはいえ前走は1500mでも昨年の中日杯2着馬を圧倒してみせたし、立て直し成功と距離対応力は実証。中間の調整ぶり・気配は前走以上。今回の方が速い時計の出る馬場になっている点がどうかだけ。

 △は(3)フェイマスダンディ。勝った僚馬が強すぎた開幕戦より上積み必至の攻め気配だった前走は他馬の奇襲逃げにも動じず完勝。1500m以下でペースを崩さずスンナリなら走ることを改めて実証。昨秋はソーラーフレアとの対戦で分が悪かった点からも、相手が強化して展開が変わってどうなるかだけ。

おすすめ買い目

馬単 5→1 5→2 1→5 2→5 5→3

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬