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2024年4月 5日   淡墨桜特別A3サラ系一般 定量 (笠松競馬)  

笠松競馬   第11レース   ひと叩きした上積みが見込めるハローマイキーに勝機到来の予感
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康"

6-1_kasamatu.jpg 今日のメインはA-3組の淡墨桜特別。ここには笠松で好走実績の多いハローマイキーと、連闘になるが安定した末脚で見せ場を作っているヌンカプトが遠征してきた。いずれも上位争い可能な実力の持ち主だが、中でもハローマイキーはこれまで笠松で3戦して2着2回、3着1回と大崩れしていない。前走では約2カ月半ぶりと順調さを欠きながら、4角では大外をぶん回して2着とコース相性と地力の高さをアピール。叩いた上積みを見込めば勝機十分だ。笠松勢では前走で勝ち鞍を挙げているイイネイイネイイネエイシンレアも有力候補。イイネイイネイイネは直近2走は1400mで連勝しているが、しぶとい末脚が持ち味だし実績的にも1600mに距離が延びたのは好都合。3歳時には金沢・MRO金賞を勝った実績馬で、体調が戻ってきたとなれば3組に上がっても好勝負できる可能性が高い。エインシンレアは転入後3戦2勝。崩れたのは出遅れた上にオープン挑戦だった2走前だけとまだ底を見せていない。転入初戦となる2走前でこのクラス2着だったプレイヤーズハイ。2組に上がった前走も出遅れながら0秒7差の4着と地力のあるところを見せてくれている。ここもスタート次第の面はあるが、クラス的に相手関係は弱化しているだけに上積みは十分ありそう。前走オープン挑戦から3組に下がったゼンダンクラージュも押さえておきたい存在だ。

◎(4)ハローマイキー 4歳11月を最後に勝利から遠ざかっており、昨年は18戦未勝利に終わったが、笠松では過去3戦して2着2回、3着1回と安定。前走も約2カ月半ぶりながらしぶとく伸びて2着とコース相性の良さは健在。1700mで勝ち鞍もあり距離の長短は問わない。

○(8)イイネイイネイイネ 金沢遠征のMRO金賞を勝ち、東海ダービー2着など3歳戦線をリードした素質馬。その後は中央3勝クラスに移籍して経験を積んで、昨年12月から再び笠松へ。直後の2走はひと息だったが、ここへきてA-6組→4組を連勝。完全に軌道に乗ってきた今なら3組に上がっても問題あるまい。

▲(5)エイシンレア 門別→船橋→岩手と渡り歩いて、2走前から笠松へ移籍。船橋在籍時には川崎・ローレル賞3着の実績もあり地力は十分。オープン挑戦の2走前は出遅れて6着に敗れたが、前走と転入初戦だった3走前は2番手キープから快勝。距離延長になるが、ポンと先行できれば好勝負必至。

△(9)プレイヤーズハイ 中央2勝クラスから、園田で1勝を経て、2月に笠松へ。転入後は2走して2→4着とまだ勝ててはいないが、エンジンが掛かってからの末脚はなかなか。2組から組み合わせ弱化されたここは前進が期待される。

×(7)ヌンカプト 中央→門別→中央→岩手と移籍して1月から名古屋へ。名古屋の水が合ったのか移籍直後の4走で3勝を挙げた。ここ3走は相手が揃ってきたこともあり掲示板前後が続いているが、笠松のA-3組なら間に合う力は持っている。

×(2)ゼンダンクラージュ 特筆すべきは(6・5・2・1)の距離実績。1600mでは抜群の安定感を誇っている。前走は距離が少し長かったし、重賞で相手も強かっただけにあれは度外視。適鞍、得意距離と条件が有利になったここでガラリ一変があっても驚けない。

おすすめ買い目

馬単 4→8 4→5 4→9 4→7 4→2 8→4 5→4 9→4

 

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