Odds Park 競馬

　今日のメインはＡ－４組の冬紅葉特別。ここは前開催のこのクラスで２着だったエイシンメヌエットを中心視。前走を含めて笠松では５戦３勝、２着２回のハイアベレージ。先行力としっかりした粘りを兼備した堅実派だし、笠松中心のローテでここに備えてきた点にも好感が持てる。距離延長になるが実績的にはむしろプラスだ。ゼンダンクラージュは２開催前のこのクラスで２着。しかも距離が据え置き。1600ｍでは13戦５勝、２着５回、３着２回。最悪でも４着だけに、馬券に絡む確率はかなり高そうだ。２走前に転入初戦を快勝し、続く前走でも相手強化の中、３着に健闘したビルジキール。クラスにメドがついたのは大きな収穫であり、環境になれた効果か、この中間はさらに気配がアップ。末脚の切れ味が増してくる可能性は十分だ。レンダリングは昨年の大みそか以降、ひと息入った格好になるが、まずまずの乗り込みを消化して一応の態勢は整っている。持ち前の自在脚で初戦から大崩れなくまとめてくれそう。その他では、展開次第の面はあるが、３組から下がってきて地力上位のパワースカイ、転入初戦で４着とメドはつけたノーザンヴィグラスの変わり身にも注意したい。

◎(３)エイシンメヌエット　門別→兵庫を経て昨年３月から名古屋へ転入。まだ地元では３着が最高だが、笠松では５戦３勝、２着２回。度重なる相手強化も跳ね返して堅実な成績を収めている。前走も相手が強かったまで。勝ち馬が抜けた再戦メンバーならチャンス十分だ。

○(４)ゼンダンクラージュ　中央未勝利から転入以来、すでに笠松で31戦しているが掲示板を外したのは僅かに２回だけ。しかも1600ｍに限れば、13戦して最悪でも４着と堅実味がさらに増す。クラス、距離ともに据え置きのここで大崩れするとは考えにくい。

▲(５)ビルジキール　中央オープンから笠松→門別を経て２走前から再び笠松へ移籍。昨年暮れの転入初戦でまだまだ通用する底力があるところを見せると、前走もしぶとく末脚を伸ばして３着。叩かれつつ攻め馬の気配もアップしており、ここも楽しみ。

△(７)レンダリング　中央で１勝を挙げ、昨年７月に笠松へ。３歳重賞・岐阜金賞に出走するなど世代トップクラスと善戦を繰り返していて素質は十分だ。今回は深管の影響でひと息入った点がどうかだけ。当日の気配次第では初戦からやれても不思議はない。

×(２)パワースカイ　昨年11月にはＡ－３組を勝っているように、４組に下がったここなら地力は互角以上。どちらかと言えば暑い時季の方が走りのいい印象はあるが、中間の気配はまずまず。脚質的に距離が1600ｍに延びるのも好都合だ。

×(１)ノーザンヴィグラス　南関東では短距離路線で逃げて活躍していたが、転入初戦の前走では３、４番手になりながら直線入り口まで見せ場たっぷり。距離延長は不安だが、クラスにメドはついた。大型馬の叩き２走目だけに警戒が必要だ。