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2023年10月20日   オッズパーク杯C3サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第7レース   今度は決める ジューントルテ
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-3_nagoya.jpg 今回のオッズパーク杯は7RのC3組で行われる。前開催より3歳馬が一般編入されてC級では若駒たちが席巻しているが、A級やB級はもちろん、C級でも上位までくるとその優位性は薄れる傾向にある。前回C2組で3番人気7着のキャビネットバトルが好例で、中央交流戦でも2、3着と好走歴のあった馬だが、格付け初戦は不発に終わった。クラス慣れさえすれば十分に変わり身があっていい好素材だけに警戒は怠れないところだが、それが今回かは微妙な面がある。同じ3歳ならば格付け初戦をC3組で2着したジューントルテがいいだろう。同期の好敵手アムレートには4馬身差を付けられたが、相手が外めをスムーズに運べたのに対して、こちらは好位インで包まれる形。勝負所でゴチャついて仕掛けが遅れたぶん引き離されただけだ。しっかりと2着は確保しており、この馬もすぐに勝ち上がれそうな感触はつかめた。何かの大駆けに屈することがあっても、まず連は堅守してくれるとみた。ヒモ探しに専念する。前述キャビネットバトルが一発屋タイプだけに、相手筆頭は堅実差しに定評のあるランプロティタがいいか。ここ2走は外枠での好走だが、馬群の中でためを利かせて、3角からロスなく内を捌けば本命馬に肉薄する場面があっていい。古株の中で大駆けの魅力があるのはデアリングヒューズ。B級からの降格馬で、鼻出血のペナルティ明けというのがどうかだが、能試を経て仕上げは順調。当時よりもプラス体重で出られれば能力を発揮できるのでは。他では多少なりともペースが緩めばトリブート、じっくり立て直して息さえ持てばテイエムダイアタリも走られて何ら不思議はない。

◎(10)ジューントルテ…転入初戦は中央交流戦でテンに大きく引き離されたが、直線だけで4着まで押し上げて能力の一端を示した。攻め気配が良化した叩き2走目では地元馬同士ということもあり中団から鮮やかな差し切り勝ち。格付け初戦は2走前の2着馬にリベンジを許したが、好位インで捌くのに苦労したぶんの差だけ。体調は高値で安定しているし、外枠を得たことで包まれる心配も軽減。2勝目は目前だろう。

○(4)ランプロティタ…ハミを換えて走りが良化。直近の6走では(0213)で全て掲示板を確保とこの辺りのクラスの安定勢力に変貌を遂げた。いまだ0勝の身で勝つ場面を描きづらい部分はあるが、一方で近走の内容から大崩れも考えづらい。馬券圏内(3着内率)という観点では古株ではこの馬ということになるか。

▲(12)デアリングヒューズ…転入初戦でC3組を逃げ切り勝ち。B級では洗礼を受けたが、キャリアもそれほど多くないし、立ち直りさえすれば十分に通用していい馬だろう。今回は鼻出血のペナルティ明けで全幅の信頼とはいかないが能試を経て順調に調整は進んでいる。いきなり全開といかなくとも上位争いに加わっても驚けない。

△(6)トリブート…C1特別から解放されて前進を期待した前走だったが5着に甘んじた。ただし、前後半が50秒9-53秒2のハイラップを積極的に運んだ内容に悲観材料はなく、幾らかでもペースが緩めば粘りが増してきて不思議はない。もう一列前の位置取りが取れたならば当地で2度目の馬券圏内があっていいだろう。

×(9)テイエムダイアタリ…今年4月の転入初戦(C3組)で現A級のリアルモンスターを撃破したが、その後はB級に上がって足踏み。体調面も整わず8月以来の実戦となる。ただ、何とか時計になるケイコを消化できたし、一応の態勢は整った様子。さすがにいきなり能力全開とはいかないだろうが、元中央1勝馬だけに侮れない。

おすすめ買い目

馬単 10→4 10→12 10→6 10→9

 

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