Odds Park 競馬

　本日のメインは、地方全国交流による３歳秋のチャンピオンシップ2023「ダービーグランプリ」（Ｍ１、３歳オープン、左回り、ダート２０００ｍ）。北海道から２頭、南関東４頭が参戦して強敵揃いもあってか地元岩手は僅か１頭の７頭立てでも、ファイナル・ダービーグランプリに相応しい面々が揃って実力勝負。中心には南関東の三冠馬◎(7)ミックファイア。左回り・輸送競馬は今後のことを見据えてだが無敗でダービーグランプリ制覇にも注目。相手には北海道三冠馬○(1)ベルピット。スピードと勝負強さには定評あり、少頭数はむしろプラスに動きそうで展開によってはミックファイアを抑え込む場面まで。サンタアニタダービー２着▲(6)マンダリンヒーローは南関東所属でもミックファイアとは初対決、左回り経験を生かせれば怖さ十分。京浜盃を制した決め手△(5)サベージが展開ハマれば一発あるか

◎(7)ミックファイア……(南関東・大井)羽田盃、東京ダービーは２着馬ヒーローコールに６馬身差(どちらも)の圧勝。三冠目ジャパンダートダービーもＪＲＡ勢を蹴散らして２着馬キリンジに２馬身差と強さばかりが光る。ここに向けての仕上がりも万全とのこと。輸送、左回りの課題も能力が一枚違うはず。

○(1)ベルピット……(北海道)北斗盃は７馬身、北海優駿は３馬身、王冠賞は５馬身と４角先頭の横綱相撲で余裕を感じさせる走りの北海道三冠達成。8-2-0-0の戦歴も魅力あり、初の輸送競馬に左回りでも自身で動ける脚や勝負強さから勝ち負けとなりそう。

▲(6)マンダリンヒーロー……(南関東・大井)デビューからハイセイコー記念まで４連勝。春先はサンタアニタダービー２着、ケンタッキーダービー12着とアメリカ遠征を経験。黒潮盃、戸塚記念はヒーローコールに屈して２着も地力強化も確か。左回りの経験と盛岡２０００ｍのタフな競馬も合いそうで走りに注目。

△(5)サベージ……(南関東・大井)羽田盃３着、東京ダービー４着とミックファイアとは勝負済みあり、それでも京浜盃を一気に差し切った末脚は魅力。少頭数だけに展開次第では不気味さある。