Odds Park 競馬

　木曜日のメインレースはＢ２クラスの一戦。混戦のメンバー構成に加え地方競馬JCSファイナルステージ第２戦で各地区にトップジョッキーが集まる戦いなので難解さを極めている。そのなか本命は(11)グランドルチル。現在12戦連続で馬券圏内に入るほど堅実に走ってくる馬。ここでも大きく崩れることはないだろう。相手候補は現在好調の(１)エイシングラスと先手を取れば渋太い(９)キーワードの２頭。他には前走で不利があった(３)メイショウフィガロや距離延長がカギになる(６)アヴニールレーヴ、ハマれば一発のある(12)ウォニーがそのあとに続く。

◎　(11)グランドルチル…前走は小頭数で先行有利の流れに加え上位２頭が強かったので仕方の無い結果といえる。現在12戦連続で３着以内に入っており安定感は抜群。今回は先行馬が多少揃っているので追走しやすくなりそう。スムーズに立ち回ることができれば勝ち切れる可能性大。

〇　(１)エイシングラス…Ｂ２クラスに昇級後３戦とも掲示板になっておりここでも通用することを証明。前走は勝ち馬から離されたが２着馬とは０秒１差と差は僅かだった。レース間隔が詰まっているので中間の調整は軽めだが順調に乗り込まれており良い状態を維持している。道中でうまく脚を溜めれれば鋭い脚を繰り出せるので一発に期待。

▲　(９)キーワード…前走は斤量増も影響した印象。２走前にはこのクラスを勝っているので実力は上位。同型馬がいるので前半の位置取りがカギになってくるが、逃げか番手あたりで競馬ができれば巻き返しが十分にあるだろう。

△　(３)メイショウフィガロ…前走は４コーナー過ぎで伸びかけたところで挟まれる不利が痛かった。スムーズなら上位争いまで加わっていただろう。能力的にはここのメンバーでは勝ち負けできるのでスムーズな競馬ができれば勝ち負けになるだろう。

△　(６)アヴニールレーヴ…短い距離を中心に使われてきている馬で今回の1700ｍ戦は2019年の10月以来。道中の折り合いがポイントになってきそう。ただ、単騎の逃げが叶えば最後まで渋太い粘りを発揮しそうなので注意が必要だろう。

△　(12)ウォニー…３走前の落馬の影響が心配だったが終いの伸びを見る限り問題は無さそう。今回は先行馬が多少揃っているし、全体的に仕掛けが速くなりそうな印象もあるので展開が向きそう。ファーストステージでポイント首位の福原騎手にも期待。