おすすめ注目レース

2023年7月28日   アマリリス特別A2サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   適鞍に戻ってリョウガが鋭伸
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-2_nagoya.jpg この日のメインはA2組で行われるアマリリス特別。2組、3組と2レースで26頭の登録があったが、暑い盛りで10頭が回避。ともに8頭立てと若干寂しい頭数になった。とはいえ、このレースでは馬券圏外と思われるのは連戦の疲れから本調子を欠いているパーソナルマキぐらい。他の7頭には少なくとも馬券絡みの可能性があり、一歩前違えば好配当の目も十分だろう。主力候補は前開催の重賞・名港盃で4着と健闘したリョウガ、2開催前のオープンで3着のヒロシゲウェーブ。前者は2走前に同条件を勝っているし、後者は2走前に笠松・飛山濃水杯で重賞勝ちの実績。1700mの適性を考慮して順番付けしたが、いずれも一歩も譲らぬ構えだ。これらを負かすとすればやはり一芸に秀でたタイプで、逃げるタイガーアチーヴ、追い込むドリームスイーブルと対極に位置する2頭が狙い目か。②は同舞台の3走前から宮下騎手に替わってプラスアルファが見込めるし、⑧は捌きやすい頭数で外へ持ち出すロスが省ける外枠というのがいい。いずれも展開利は必須だが、望み通りの展開なら勝ち切るだけのポテンシャルを秘める。他ではレース巧者のスターインパクトに注意。3走前こそ不可解な凡走を喫したが相性のいい距離だけに軽視は禁物だろう。

◎(7)リョウガ…前開催は直前になって回避馬が出た関係で名港盃に組まれてしまったが、好位から真っ向勝負を挑んで4着なら上首尾と言えるか。正直、2組特別なら勝っていただろう。引き続き好調は維持できている様子だし、何よりも適鞍に戻ってベストと思われる1700mと好条件が揃った感じ。2走前には難敵コウイチを撃破しているわけだし、ここはきっちりと勝機をモノにしたいところ。

○(6)ヒロシゲウェーブ…飛山濃水杯で初重賞制覇、地元に戻ってルビーオープンでは離されながらも3着は確保。引き続き好馬力を発しており、一枚落ちのメンバーなら譲れぬ心境だろう。とはいえ、初めての1700mに一抹の不安があるのも事実で、しまいの伸びに影響を及ぼす可能性は否めない。あっさり勝っていいが馬券圏外に去っても驚けない、そんな評価になるか。好調・浅野騎手が巧く導いてくれればになる。

▲(2)タイガーアチーヴ…本当に良かった頃の状態にはひと息だが、最近は控える競馬でも大崩れしていないように走れる状態にはあるよう。ここは他にハナを主張してきそうなのはブレイヴコールぐらい。前走の名港盃では立ち遅れていたことを考慮するとすんなり行ける可能性が。ペース配分の巧妙な宮下騎手なら他馬を幻惑する逃げでそのまま粘り込む構え。正直、勝ち切るまではどうかも連なら十分とみる。

△(8)ドリームスイーブル…前2走の比較からオープンでは少々厳しいが、A2組なら勝負になる勘定。前開催は名港盃に組まれそうなので回避したが、A2組の1500mならチャンスは十分と見ていただけに痛恨だった。この中間は暑さがこたえている節があり、陣営のトーンも大幅ダウン。ただ、力のある馬だけに軽視はできず、展開さえかみ合えばひと差しが利いても驚けない。代打も丸野騎手ならマイナスはない。

×(4)スターインパクト…1500~1700mが適距離で2000mの重賞ではブービー負けも仕方ない。3走前は不可解な負けを喫したが、すかさず次走で2着と巻き返したように、いい意味で前のレースを引きずらないタイプ。好位でためてひと伸びが得意パターン。その形に持ち込めば予想以上の走りができるかも。5番手の評価にはなったが上位陣とそれほど差はないものと考えたい。穴っぽさではこの馬かも。

おすすめ買い目

馬単 7→6 6→7 7→2 2→7 7→8 8→7 7→4 4→7

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬