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2023年7月27日   南知多(みなみちた)特別A4サラ系一般 定量 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   シャイニングデイズ&藤原幹生騎手が躍動
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 尾原友和"

7-1_nagoya.jpg この日のメインはA4組で行われる南知多特別。11頭立てと頭数こそ揃ったが、取材の感触からすると連日の暑さがこたえている馬が数頭いて実質は7~8頭の争いになりそう。一応、前回の同鞍で最先着のシャイニングデイズを主力視。引き続き1700mはいいし、暑い盛りでも好調をキープしている様子だ。好相性の藤原幹騎手が今回も手綱を握るし、差しタイプの割に比較的計算しやすい馬だろう。これを阻むとすればやはり先行タイプ。ルテリブルは前走は発馬で若干後手を踏んで位置取りが悪くなったのがこたえた印象。A級昇格3走目でペース慣れが見込めるし前々で運べば違うはず。タイガーサイレンスは典型的な逃げ馬不在でマイペースが可能な構成に。3走前だけ走れば際どい勝負になっても。ヨドノオーシャンは転入後3走目で3着と初の馬券絡み。一枚上がってどうかだが、もう1つ引き出しがあればやれていい。他では今春A3特別勝ちがあるモズプラチナ、重賞では苦戦が続くが適鞍で流れが合えばメイショウクラークも3着ぐらいなら十分ありそう。

◎(9)シャイニングデイズ…前走は前後半が51秒4-51秒8の不向き流れだったが、3~4角でうまく内々を追い上げて2着に浮上。脚質的に展開に左右される面は否めないが、脚の使い方次第でいつ勝ち負けを演じてもおかしくない決め手を秘める。前回の同鞍の最先着で、新たな好敵手と言えば2月にA3特別勝ちのモズプラチナぐらい。同馬が放牧明けで4カ月ぶりの実戦なら恐れるに足りず。好機をモノにするか。

○(4)ルテリブル…B2特別を勝ったばかりで果敢に挑戦した笠松オープンで4着。適鞍で期待された前走だったが、若干後手を踏んで中団を流れ込むだけに。クラス慣れが見込めるし、本来の先行策なら見直しは利くはず。幸いここは先行馬が手薄な構成に映るだけに、外のタイガーサイレンスを先にやってうまく切り返して2番手に収まれば身上の渋太さを生かせるはず。リズム良く走れば粘りが増すこと必至だ。

▲(8)タイガーサイレンス…前走は発馬を決めたが行きたい馬を先にやって2番手で抑える形を選択。結果、3角で内外から交わされて苦しくなって馬群に沈んだ。3走前にはハナを切ってマイペースに持ち込めたとはいえ0秒3差4着に粘闘。すんなり行ければ簡単に止まらないことを証明している。同型馬の回避により単騎の逃げが可能な組み合わせだけに、後続のマークが緩むことがあれば押し切りまで描けそう。

△(6)ヨドノオーシャン…移籍初戦は2週間ほどの間隔で手探りのぶん動けなかったが、9→5→3着と環境に慣れて一戦ごとに上昇カーブを描いている。前走は3番手から粘り込んだ程度で、一枚上がって力関係がどうかだが、ルテリブルやタイガーサイレンスとの比較なら大きく見劣ることはない。今井騎手の手腕に期待する手か。

×(5)モズプラチナ…今春A3特別を筆頭にA級で3勝を積み上げた。この組み合わせなら最右翼の決め手の持ち主だが、放牧明けで4カ月ぶりの実戦というのはやはり気になる材料。今津博厩舎らしく併せ馬でしっかり調整されたが、いきなり全開とはいかないかも。力は認めても連下まで、現実的には3着あたりまでの狙いか。

×(11)メイショウクラーク…南関東で3勝を挙げて4月に再転入。展開が向いたにせよいきなりA2特別を打っこ抜いたのには驚いたが、力を付けて帰ってきたということだろう。その後は4走のうち3走が重賞、準重賞とあって振るわないが、適鞍に戻れば話は別。加えて言えば、展開面のアシストがあれば圏内突入もありか。

おすすめ買い目

馬単 9→4 4→9 9→8 8→9 9→6 6→9 9→5 9→11

 

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