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2023年7月 9日   第10回 加賀友禅賞(エポカドーロ賞)3歳 牝馬サラ系3歳 定量 (金沢競馬)  

金沢競馬   第12レース   無敗のまま「賞」を量産!ショウガタップリ
"競馬カナザワ 大井 明洋"

5-5_kanazawa.jpg距離が1300mから1400mに変更された2019年以降は4年連続で1番人気が勝利も、今年から実施時期が8月から7月に変更された3歳牝馬重賞(延期の一昨年だけ11月)。サラブレッド大賞典の前に行われていた昨年までとは様相が変わってきそう。ただ、石川ダービー直後の開催に組まれて有力馬の参戦が難しいかと思いきや、フタを開けてみればフルゲート、そして文句なしの世代No.1馬も参戦。ダービー出走5頭すべてに言えることとはいえ、問題は2000m後の中1週で疲れが残っていないかだが、ショウガタップリに関しては調教を見る限り何ら問題なく、一連の強さを思うと不動の中心。焦点の次位探しは6頭ほどが展開一つの様相。5月の同じ牝馬重賞ノトキリシマ賞(1500m・1~5着馬と11着馬の6頭がここも出走)と同様に極端なハイペースはなさそうな顔ぶれでもあり、先行可能なスカイピースの巻き返しに期待したいところ。ただ、上がり目があるのはダービー不出走馬。古馬戦も含め3連勝中サザンフルーヴ、馬体回復で攻めを強化してきたピンクビジョンは立ち回りに不安もないだけに要注目。

◎は(11)ショウガタップリ。ここまでレース間隔を取っていたローテだっただけに、無敗の10連勝でダービー制覇から中1週での参戦は驚いたが、自然と直線好タイムの追い切りを見ても特に不安は感じないデキに映り、平常心も欠いていない気配。類似条件の前々走ノトキリシマ賞は少し苦しんだが、当時より態勢も上がっており、揉まれる心配もない枠順。距離・展開不問の世代最強馬を信頼すべき。

〇は(1)スカイピース。体重を増やしての大幅な追い切り強化・スロー逃げ、結果的にいずれも良くなかったダービー11着大敗か。ショウガタップリを苦しめた3走前・ノトキリシマ賞、速い流れを先に動いた北日本新聞杯3着は中身濃く、中1週の連戦で前々走並に体が絞れてくれば反撃可能なはず。

▲は(4)サザンフルーヴ。2歳時は道営で2勝。本来なら実績上位と言える存在だが、転入当初は減った馬体の回復に苦労して本来の力を出せなかった。ここにきて3連勝と持ち直してきており、470キロ台になったここ2走の古馬戦は不利な馬場傾向を差し切った内容も優秀。ノトキリシマ賞4着時とはデキが違うし、ダービー組より上がり目も見込める。1分28秒台くらいで走れて不思議ない。

△は(6)ダイヤモンドライン。北日本新聞杯の11着に終わっただけに、石川ダービーは5番人気に留まったが、内目を進出から2着快走。常に重賞で上位争いの力を再認識。その崩れた北日本新聞杯は中1週で追い切りを加減していただけに、当時と似た臨戦過程なのは気になるが、当時はハイペース逃げを打つ馬がいた激流も影響大。そんなペースにはならない顔ぶれで、落ち着いてレースできればここも上位へ。

注は(7)ピンクビジョン。始動が遅れた今季は不本意な走りだが、昨年は重賞で2着・3着・4着と世代上位の走りを見せていた馬。減っていた馬体重を前走で戻して、ここ目標のローテで今回は追い切りを強化。同じ牝馬重賞ノトキリシマ賞⑤着や前走のようなことはない態勢の上昇に注目すべきで、自在に立ち回れる強味を生かせれば面白い。

おすすめ買い目

馬単 11→1 11→4 11→6 11→7 1→11

 

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