Odds Park 競馬

　少頭数ながらも好メンバーが揃った一戦。本命は上昇度からマリター。2走前は長期休養明けの影響もあり、大きく崩れたがひと叩きされた前走は勝ち馬と0.4差の④着と前進。まだオープン級で勝利こそないが、昨年園田CC③着など重賞で③着２回とここでもやれる力は十分。叩き3走目上積み見込めばこのメンバーでも。相手はコウエイアンカ、昨年ほどの切れ味がまだ鳴りを潜める状況だが、今回は前走時より攻め強化。元々この時季調子を上げてくるタイプだし、距離もベスト。イナズマテーラーは前走の笠松遠征では結果が奮わなかったが追い切りや調教の感じからデキ落ちは皆無。地元に戻っての得意距離で巻き返し期す。前走勝利で勢いに乗るトリニティノット、距離短縮で折り合い付いたクリノイコライザーもそう差はない。

◎（7）マリター…園田1230ｍ戦で崩れたのは長期休養明けだった2走前のみ。ひと叩きされた前走は直線やや窮屈になりながらも勝ち馬と0.4差と2走目できっちり変わり身を見せた。中間の追い切りの動きからまだ上積みもありそうだし、スムーズに力さえ出し切ればこのメンバーでも力は遜色なし。

○（2）コウエイアンカ…昨年まで見せていた鬼脚が近走はやや鳴りを潜めているが、気温が上がるに連れ調子自体は上向き。前に壁が作れる内枠は歓迎材料だし、この距離は（6.1.3.1）と好相性。ここでいい結果を出して昨年JRA馬相手に好走した佐賀サマーチャンピオンへ。

▲(1) イナズマテーラー…前走笠松サマーCでは抜群のスタートからスンナリ2番手の外、絶好の形に映ったが、直線に向いて失速。距離なのか、馬場なのか敗因ははっきりしないが、中間の追い切り時計からはデキ落ちはなさそう。地元戻りと３戦３勝の距離で改めて。

△(6)トリニティノット…やや乗り難しさがある馬だが、前走は下原Jが道中インでうまくエスコートし、オープン級初勝利とここに来てグングン力をつけてきている印象。その前走より相手は更に骨っぽくなる点と道中内を立ち回りたいだけにこの枠に並びが気懸りだが、今の勢いは無視できない。

△（８）クリノイコライザー…前走はスタート後に挟まれ後方からの競馬に。ただこれまでの1400ｍ戦に比べ折り合いは付いていたし、終いの伸び脚も上々。再度の外枠もプラスに感じるし、鞍上にもリーディングJ手配とここも要注意。