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　今日のメインは３歳牝馬によるＳＰIII・クイーンカップ。東海地区限定の一戦だが、名古屋勢では前走で東海ダービー６着のペップセに注目。２走前には1700ｍで４馬身差の圧勝と、これくらいの距離が最も力を発揮できそうだし、メンバー的にもチャンスは拡大した。地元勢では笠松で３連勝中のホープアイランドに期待。２走前には1600ｍで快勝しているように、息の長い脚が使えるので距離延長はプラス。前走はＳＰＩ・ぎふ清流カップで強力遠征勢を相手に５着と健闘したクラベルブランコ。位置取りが悪くなりながら大崩れはしておらず、この相手で先行できれば楽しみ。４月20日の東海クイーンカップでホープアイランドに０秒６先着したコチョウ、２歳時にはＳＰＩでも好勝負していたメイクストーム、転入後は１→２着とまだ底を見せていないロジェからも目が離せない。

◎(１)ペップセ　２、３走前にポンポンと連勝を飾ると、前走では東海ダービーで６着。２着馬とは０秒６差と着順以上に見せ場は作れていた。牝馬限定のこのメンバーなら実績上位の存在といえるだけに、持ち前の堅実な差し脚で好勝負するとみた。

○(７)ホープアイランド　３走前の名古屋遠征では７着に敗れているが、それを除くと笠松では目下３連勝中。２走前には1600ｍで５馬身差の圧勝と距離を克服済みなのも心強い。直前の追い切りも上々で、笠松勢でも屈指の昇り馬と言える。

▲(６)クラベルブランコ　兵庫勢などメンバーが揃っていた前走のぎふ清流カップで後方に置かれながら５着まで巻き返した脚は目を引くものがあった。レースぶりからみて、距離もこなせそうなだけに出脚次第で大駆け十分だ。

△(４)コチョウ　ここ４走は名古屋の重賞やドリーム戦で全て掲示板を確保と手堅い。やや勝ち味に薄い印象はあるものの。バテぬ強みが生かせる展開になれば上位争いも可能だろう。

×(５)メイクストーム　ラブミーチャン記念２着、ライデンリーダー記念３着と２歳重賞戦線で好勝負してきた実績馬。ここ２走も５→４着とひと脚は使えており、決して早熟な印象はない。流れひとつで馬券圏内に届く。

×(２)ロジェ　転入後は１→２着。前走のヒロインでは時計差なしと、実質的にまだ底を見せていない。先行力としぶとさを兼備した優等生タイプなので、重賞のここでも大崩れはしないはず。