Odds Park 競馬

　12頭のフルゲートで熱戦になりそうだが、馬券の軸は名古屋のオニジオオタニ。1400ｍは５戦３勝、笠松は２戦２勝と好データが揃っており、よほど大きく出遅れなければ圏内有望だ。攻め馬の良さが光るのはゼンダンクラージュ。めったに大崩れしないタイプでもあり、馬券から外せない。クリノフラッグも差し脚は堅実。やや距離が短いかもだが、地力はＡ級に上がっても互角以上だ。同型が手薄でスイスイ逃げられそうなクインズミント、金沢の交流戦から適鞍のここに戻り、相手関係は楽になったファントムルージュ、６走連続で掲示板を確保中のゲンパチボロネーゼも連に欠かせない。

◎(５)オニジオオタニ　直近５走は名古屋で堅実に走れているが、笠松の1400ｍでは２戦２勝とさらに安定感が増す。出遅れ癖は心配ではあるが、今回のメンバーと得意の笠松コースなら差し届くとみた。

○(３)ゼンダンクラージュ　前走は４着だが勝ち馬から０秒２差。転入後20走して全て４着以内という超のつく堅実ぶりは高く評価できる。攻め馬の気配も良好で大崩れは考えづらい。

▲(２)クリノフラッグ　追い込み一手のタイプで２走前のような差し遅れの危険はつきまとうが、決め手だけならこのメンバーでも上位級。先行激化の展開になれば単まで。

△(12)ファントムルージュ　気性的に安定しない面はあるものの、攻め馬の動きや馬っぷりから能力が高いことは間違いない。前走は金沢の交流戦で自分の競馬ができなかったが、ここなら互角だ。

×(11)クインズミント　前走は強い勝ち馬にマークされて直線は失速したが、持ち前のスピードに衰えはない。同型も手薄なだけに、前残りの目は十分ありそう。

×(１)ゲンパチボロネーゼ　攻め馬の気配が目を引く１頭。、１枠からどうさばくかがポイントだが、モマれないポジションが取れれば差はない。