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2023年6月 1日   六甲盃 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   伝統の長距離重賞
"ケイバブック 宮垣 優"

8-4_sonoda.jpg 木曜日のメインレースは第61回六甲盃。距離は唯一行われる2400m戦で伝統のある長距離重賞となっている。昔は3月に行われてきたが2019年度からはこの時期に変更された。今年は遠征馬5頭を含めたフルゲート12頭が集まった。本命は(9)グリードパルフェ。2走前の勝ち振りが良かったし、一昨年の高知県知事賞を勝っており距離適性はある。ここでも好勝負は必至だろう。相手候補は地元戦では負け無しの(6)ラッキードリームと一昨年の勝ち馬(5)トーセンブルの2頭。他には休み明けだが仕上がりの良さそうな(7)アンタンスルフレや長距離重賞で大崩れが少ない(8)ウラノメトリア、今年の白鷺賞の勝ち馬(12)ヒストリーメイカーがそのあとに続く。

◎ (9)グリードパルフェ…佐賀のはがくれ大賞典では2周目の向正面から進出を開始すると直線では先に抜け出したウノピアットブリオの外から差し切っての快勝。前走のオグリキャップ記念は勝ち馬からアタマ差の2着だったが、勝ったセイカメテオポリスはその後大井記念を勝っていることを考えるとここでも実力は上位だろう。今回は初めての園田への遠征だが、ここ2走は初めてのコースで結果を残しているので問題はないだろう。

〇 (6)ラッキードリーム…兵庫に転入後地元戦ではまだ負け無し。前走の兵庫大賞典では最後はメイプルブラザーに迫られたがまだ余裕があったので着差以上に強い競馬だった。昨年の園田金盃ほどのパフォーマンスではないにしても現時点で兵庫のトップといっても過言ではないだろう。地元の総大将としてここは負けられない一戦となるだろう。

▲ (5)トーセンブル…一昨年はジンギを一気に差し切っての勝利。その時の勝ち振りが今でも思い出すほど衝撃的な勝ち振りだった。ここ1年ほどは勝ち星から遠ざかっている状況ではあるが、大井の金盃で2着に入るなど存在感は示している。六甲盃は3年連続出走とこのコースも問題は無い。この馬の特徴である末脚を発揮できれば一発あってもおかしくない。

△ (7)アンタンスルフレ…昨年の金沢の北國王冠では3コーナー手前から早めに先頭に立つと直線では迫ってくる後続馬をアタマ差凌いでの勝利。2600m戦にしては少し前が厳しい流れの中最後までしぶとい粘りを発揮していた。今回は約5ヵ月の休養明けになるが追い切りの時計が破格で仕上がり状態は良さそう。先行する競馬ができれば早め抜け出しの粘り込みが十分可能なので注意が必要。

△ (8)ウラノメトリア…昨年の北國王冠では勝ったアンタンスルフレにアタマ差及ばなかったが、終いの末脚は目立っていた。その他にも大井記念4着、金盃3着と南関東の重賞でも好勝負を演じてきていることを考えると実力は上位に入るだろう。鞍上が吉原騎手を迎える点も心強い。

△ (12)ヒストリーメイカー…今年の白鷺賞ではジンギとの叩き合いを制して待望の重賞初勝利。その後はがくれ大賞典で8着、オグリキャップ記念では右前蹄球炎で取消とリズムが崩れ気味ではあったが前走の地元戦では白鷺賞の時のような向正面で一気に進出する競馬で2着と復活の兆しを見せた。実績面では引けを取らないので今回もその時と同じような競馬ができれば好勝負できるだろう。

おすすめ買い目

馬単 9→6 9→5 9→7 9→8 9→12 6→9 5→9

 

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