Odds Park 競馬

長期休養明けから決め切れないレースを続けていたマリターだが、前走は直線外めをしぶとく追い上げて勝ち馬と０秒１差の３着と久々の好勝負に持ち込めていた。一頓挫あった前回とは違い、今回は調整も順調。今度こそ本領発揮だ。ゼットパールは２走前で連勝ストップとなってしまったが、前走で即反撃。やや一本調子な印象だった以前から比べると、レース振りにも器用さが感じられる。斤量５３キロも非常に魅力的。白鷺賞でスムーズさを欠きながらも崩れなかったユウキラフェール、前走勝ちで勢いに乗るステップシュート、後半一発勝負のバイラ辺りも展開ひとつで圏内突入。

◎(５)マリター…骨片除去手術から約１年の長期休養となってしまったが、昨年１１月復帰から徐々に内容も良化中。前走は３着に敗れはしたが、勝ち馬とは０秒１差、上り時計もメンバー最速をマークと本来のキレを感じさせる内容。今度こその期待がかかる。

〇(１)ゼットパール…２走前はA2B1混合戦ながら重賞ウイナーが揃う一戦だった。連勝はそこでストップしてしまったが、２着と格好は十分付けていた。続く前走では素早く反撃、勢いも再加速中。今回A1馬相手でも斤量５３キロならチャンス十分。

▲(８)ユウキラフェール…前走の白鷺賞は勝負どころから進路が見出せず、後手後手に回る形となっていたが、それでも掲示板は外さなかった。元来、短い距離の方が切れる脚が使えるタイプでもあり、距離短縮も好材料。前進が見込めそうだ。

△(９)ステップシュート…昨年１１月の休み明け当初は出脚、伸びともに精彩を欠いていたが、前走は２番手から抜け出し押し切るという同馬らしい競馬を披露。前走から斤量２キロ増える点は気懸かりも、揉まれずスムーズなら。

△(６)バイラ…２走前の同条件戦では直線一気の競馬で差し切りV。展開に左右されやすい面は残すが、当時のような序盤から淀みなく流れる展開なら浮上も。