Odds Park 競馬

やや混戦模様のメンバー構成だが、それならば休養明けでもワシヅカミの距離適性と能力を信頼したい。相手筆頭はスタート勘と底力に勝るマイタイザン、距離短縮で本領発揮を期待できるケプラーも侮れない。デンコウブレイブ、ゲキリン、ネクストムーブも流れ展開がハマると上位進出は可能で。

◎　①　ワシヅカミ…およそ８か月半ぶりとなる実戦でひと叩き必要な感じもあるが、追い切りの本数の割に仕上がりは悪くなさそうで、最終追い切りは外めを軽快に動けていた。マイタイザン以外はさほど怖さのないメンバー構成だし、抜群の距離適性を武器に好走を期待できる。

〇　⑦　マイタイザン…兵庫県生え抜きの先行力に富んだ同馬だが、意外なことに今回の1230メートル戦は初となる。元来からゲートが難しいと言われているコースだが、キャリア豊富な同馬なら問題ないだろう。好発から先手を取れれば勝ち負け十分可能だろう。

▲　⑤　ケプラー…前走は１０着となってしまったが、勝ち馬からは０秒９差と着順ほど大負けしていない。元々の成績からも距離短縮は歓迎材料だし、今回の条件とメンバー構成ならば変身があっても驚けない。

△　②　デンコウブレイブ…前走は位置取りが中途半端で流れに乗り切れなかった印象。少し間隔は開いたが、中間は熱心に乗り込まれており影響はさほど感じない。気分よく立ち回れれば巻き返し可能なところで。

△　⑧　ゲキリン…体質的に攻め込めないところがあり、それがレースに影響して甘さが出てしまう印象。それでも馬券圏内に寄せてくる地力の高いところは流石と言える。中団で流れに乗れれば今回も圏内は可能だろう。

△　⑪　ネクストムーブ…前走ゲート入りをかなりごねてしまい再検査を課せられたが、シッカリ合格して動きも上々。発馬は遅いものの上がりの末脚は切れるので、前が止まるような展開や馬場なら面白い存在になりそうで。