Odds Park 競馬

メインはJRA交流戦・逆瀬川特別。レース展開を考えると、昨年12月の交流戦Vアカリンがその再現を狙ってテンからかなり飛ばして行きそうだが、当時は前が残りやすい馬場状態、今のフラットな馬場でそう簡単に押し切れるかどうか疑問も。となれば、その前掛かりな展開にうまくハマりそうな馬を狙って行きたいところ。なかでも注目は地元馬トウケイココノエ。JRA在籍時には交流戦で差し切りV。近走は展開に左右されやすい面が目立つが、前走に関しては勝負どころから窮屈な競馬にもなってしまっていた。園田馬場で且つ流れる展開が期待できる今回の舞台なら一発あっていい。JRA勢での筆頭は交流戦で安定した走りを続けているカクシン。血統的に地方馬場が合いそうなバイスとウイングリュック、地方馬場で勝利を収めているヴェラートも圏内。

◎(９)トウケイココノエ…前走は４角で前が詰まり、直線に入ってもなかなか進路が見出せず脚を余す形となってしまっていた。前々走も砂の深いインを突かざるを得ない形となってしまい伸びあぐねる結果と近走は消化不良の競馬ばかり。スムーズな競馬さえできれば。

〇(10)カクシン…前走は勝負どころで進路取りに躊躇するような動きで、アクセル踏み込みもやや遅れたが、それでもメンバー最速の上がりで直線詰めてきていた。地方交流戦は未勝利だが、これまで３戦はすべて掲示板圏内。力の要るダートへの適性は問題なさそうだ。

▲(５)バイス…地方交流戦は今回初めてだが、兄たちはすべて地方で勝利を挙げており、なかでも半兄バイラは現在兵庫籍でＡ１戦２勝の活躍ぶり。半年以上の休み明けではあるが、中間の追い切り時計を見れば、ある程度の仕上がりには持ってこられた様子。変身注意。

△(８)ヴェラート…これまでの２勝は道営１２００ｍ戦だが、中距離戦での連対経験もあり、地方馬場では距離の融通が利きそう。近走はスタート立ち遅れからリズムを崩してしまっている様子。発馬五分に決められるかどうかが勝負のヤマ場となりそうだ。

△(１)ウイングリュック…母はJRA芝GIII勝ち馬だが、その産駒には地方ダートでの好走馬も多く、なかでも半兄ウインハピネスは現在地方で１４勝と活躍を続けている。ダート戦は１度使われ大きく負けているが、力の要る地方馬場なら変わり身も。