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2022年3月16日   子葉賞3歳 ・オープンサラ系3歳 別定 (笠松競馬)  

笠松競馬   第10レース   ここでは役者が違う 実績上位ドミニクを素直に信頼
"全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 竹中嘉康"

6-3_kasamatu.jpg 今日のメインである子葉賞は3歳のオープン戦で、4月に行われる重賞・新緑賞のトライアルレース。このレースの中心は3走前に名古屋のSP1・ゴールドウィング賞を勝っているドミニク。実績十分なだけに、本当の目標は新緑賞以降の重賞戦線と思われるが、直前の追い切りでは上々の動きを披露。力通りに動ける可能性が高いとみた。この馬と追い切りで併せて、遅れはしたものの気配は悪くなかったギャレット。少なくとも調整途上の段階で大敗した前走とは出来が違う。岩手での実績からしても体調さえ戻れば好勝負必至だ。兵庫バウチェイサーには大差をつけられたものの、重賞の前走で連を確保したエイシンヌウシペツ、転入後1、2着と好調なフレンドショコラ、さらにリックイノスケシャローナも前走内容は悪くなく連に欠かせない存在。

◎(2)ドミニク このメンバーでは実績は一枚上。今後の重賞戦線での活躍が期待される素質馬だけに、いくらトライアルといえども無様な競馬はできないところ。やや距離は忙しい印象もあるが、調教の内容もよく期待に応えてくれるとみた。

○(5)ギャレット 転入初戦となった前走は陣営のトーンも低めで体調面に多少なりとも不安があった。じっくり間隔を開けた効果で追い切りの動きは良化しているし、陣営も感触をつかんでいる様子。岩手の実績からもガラリ一変の可能性は十分だ。

▲(1)エイシンヌウシペツ 前走は相手が悪かったまでで、2秒6離されたとはいえ、2着を確保できた点は評価できる。転入後初めての1400mに対応できるかがカギだが、兵庫では問題なくこなせており、この相手なら上位争い必至だ。

△(6)フレンドショコラ 中央では芝の中距離を多く使われていたが、転入後は1、2着と安定しており、ダートの短距離も難なくこなした。重賞で通用する時計面の裏付けがない点だけは心配だが、大崩れはなさそうなタイプ。

×(4)リックイノスケ 3走前には未勝利との中央交流戦で4着。重賞6着とはいえ、このメンバーでも馬券圏内を狙える力はあるはずだし、1400mなら手堅く走れている点も見逃せない。

×(10)シャローナ 門別の2歳戦線で堅実な戦績を残してきた。転入後は安定はしながらもワンパンチ足りない競馬が続いていたが、前走で2番手から抜け出して快勝。時計もまずまずで、勝ち味を思い出したとなれば目が離せない。

おすすめ買い目

馬単 2→5 2→1 5→2 1→2 2→6 2→4 2→10

 

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