Odds Park 競馬

　開催中止があり前シリーズから１カ月以上間隔が開いた笠松競馬。初日のメインはＢ－１組による戦いだが、ここは６連勝中と破竹の勢いを誇るラブアンバジョが中心となりそう。前走時計は同じ開催のＡー２組より速く、Ｂ級では間違いなく力上位だ。もう１頭、Ｂ級レベルを超えている能力を感じさせるのがムーンセレナーデ。追い込み一手だが、コンスタントに38秒前後の上り時計をマークと決め手は鋭く、ここも驚異のロングマクりで追い込んできそう。そのほかにも笠松では４戦して２勝、２着２回のスペロラルーチェや堅実な取り口が光るビービーブレイデンなど伏兵陣も実力馬ぞろいだ。

◎(９)ラブアンバジョ　今、笠松で最も勢いがある馬でオープンでも上位争いできそうな近況の充実ぶり。１月27日以来とやや間隔はあるが、中間も好時計連発の調教を見ると、その能力をいかんなく発揮できそうだ。

○(７)ムーンセレナーデ　どうしても出遅れてしまうし、道中は先頭からかなり離されるが、エンジンが掛かってからの脚がケタ違い。前開催までのような時計のかかる馬場になっていればここも強烈に追い込んでくる。

▲(１)スペロラルーチェ　中央時の交流戦を含めて笠松では４戦してオール連対中。２走前、ラブアンバジョに１秒１離されているので勝つとなると微妙だが、大崩れなくまとめる確率は高い。

△(６)ビービーブレイデン　上位３頭に比べるとパンチ力という点でやや見劣るが、前走も１秒０差と崩れてはいない。自分の力はコンスタントに発揮してくるはず。

×(３)ヒルノデンハーグ　かつてはオープンでも好走した実力馬。まだ当日の馬力は戻り切っていないが、前走は０秒３差の４着と徐々に調子が戻っている印象。そろそろ大駆けがあっても驚けない。

×(２)モスコミュール　前走が見せ場十分の３着。それを裏付けるように直前の気配が抜群で体調面はメンバー中でも上位レベル。力量的には優位感こそないが、出来のよさに期待。