Odds Park 競馬

　前走９着に敗れた(８)フォルテシモだが、余裕残しの仕上げで無理せず内容重視。この中間は入念に稽古を消化し、上積み十分。牝馬限定だが、別定条件で格上馬と斤量差があるここは勝ち負けに加われる。切れ味勝負得意な(４)アバシリルビーが相手も、馬体回復なら(10)ニセコヒカルにもチャンスがある。復調気配窺える(２)ジェイカトレアも無視できない。実績上位(３)ミスタカシマ、障害巧者(１)アフロディーテに注意。

◎(８)フォルテシモは馬体にも余裕があったし、前走は無理せず息を入れて行き、障害に重点を置いた走り。ひと腰でまとめており、結果ほど内容は悪くなかった。今回は牝馬限定で実績上位馬が相手になるが、別定条件で700キロなら勝ち負け可能な馬。中間の稽古も入念でチャンス十分。

○(４)アバシリルビーは前走も差し届かずの２着に敗れたとはいえ、障害で止まってからも腰を入れてふた腰と上々の内容。今回は牝馬限定で斤量増加、相手強化と条件は厳しくなるが、軽馬場の切れ味勝負なら互角にやれる。好調を維持しており、首位争い可能。

▲(10)ニセコヒカルは前走と同じ700キロなら再度ひと腰が可能。あとは前走で馬体重を大きく減らしていただけに、回復できているかがカギ。クインカップの勝ちっぷりが良かったし、持ち味である登坂力と先行力を発揮できれば差はない。

△(２)ジェイカトレアは前走も先手を奪って積極的な競馬。ふた腰かかり２着も、上々のレースぶり。今回は特別条件で増量されるが、腰の入りが安定している今なら手間取る心配はない。斤量面でも有利な立場。好勝負期待。

△(３)ミスタカシマは牝馬限定では実力、実績ともに上位。障害は巧者だし、10キロとはいえ、荷物が軽くなるここなら修正は可能。１分30秒台で走れているように、時計勝負にも不安はない。あとは下の馬との斤量差を克服できるかがポイント。

△(１)アフロディーテは勝ち切れないが、障害は常にひと腰と安定感抜群。障害には自信を持っているし、増量されるここでもひと腰可能。あとは終いの踏ん張り次第。我慢が利けば前残りが狙える。