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距離や展開を問わず堅実な③ベニスビーチを主力に評価。忙しい千四がどうかだが、ポンと出てスムーズなら⑨ビルボードクィーンにも逆転の可能性あり。前走勝ちで弾みが付いた②アポロスマイルも展開一つで上位争い。あとは⑥リュウノアーダーン、⑪エイシンギフトにも注意が必要。

◎は③ベニスビーチ。7月のМＲＯ金賞では他地区の強豪を相手に首差の接戦、更には快勝した８月のサラブレッド大賞典で力の程は証明済み。近２戦は岩手の重賞に出走。ダービーグランプリはさすがに厳しかったが、ＯＲＯオータムティアラは好位内目から渋太く伸ばし２着とは僅差。ここへ向け仕上りも良好。

○は⑨ビルボードクィーン。中央ダート千八で１勝。当地では５月に２戦したのみだが、殿から捻じ伏せた移籍緒戦、当時の３歳最強アイバンホーと互角の戦いをした石川ダービーとインパクトは大。その後の他地区の平場、重賞ではひと息粘りが見られず前走も③に先着を許したが相性の良い当地の馬場で。

▲は②アポロスマイル。当地での３戦は展開を問わず堅実。強敵を倒して初勝利を挙げた前走も立派。長い距離にも対応力はありそうだが、序盤から器用に動けるし、中央の戦績からも千四は歓迎材料。

△は⑥リュウノアーダーン。岩手、南関東での３勝はすべて逃げ。Ｂ１での当地緒戦は３連勝中馬の追撃を凌ぎまずは幸先の良いスタート。揉まれ弱さがあるだけに展開はカギだがスンナリなら。

注は⑪エイシンギフト。古馬Ａクラスで壁に当たった感のある近戦だが気配自体は維持している。長距離重賞ではベニスビーチらと差はあったが、千四戦で機動力を活かす事ができれば侮れない。