Odds Park 競馬

この時期に組まれているＯＰ1870メートル戦は来月に行われる園田金盃の前哨戦という位置付け。新たに台頭できる存在がいるかどうかの判断材料にもなるが、今回は古豪◎④エイシンニシパの独壇場となりそうだ。それでも前走で地力を示した〇⑦アワジノサクラがどこまで迫れるか注目したい。ニシパと実績双璧の△⑥マイタイザンは少し不安要素があり、ならば一発あるなら▲①リコーヴィッカースに穴を期待。△⑤バイラ、△⑧マイネルプリサイスは流れ次第で複勝圏も。

◎　④　エイシンニシパ…同厩後輩ジンギの伸びしろには分が悪くなってきたものの、それでもまだまだ存在を示せている同馬。一昨年の同時期同距離同斤量で不覚を取る５着となったが、当時は姫山菊花賞をパスするなど順調さを欠いていたし、今年の新春賞では57.5キロでも力強く勝利している。このことから無用な心配は不要、今回のメンバー相手にまだまだ主力を譲ることはないだろう。

〇　⑦　アワジノサクラ…兵庫県デビューの同馬だが、しばらくは目立たぬ一介の条件馬という存在だった。しかし古馬になったあたりから着実に地力を付けていき、中距離にシフトするとそれは着実なモノになった。強豪揃いだった前走の姫山菊花賞でも最後までしぶとく伸びて３着馬に僅差の４着健闘、ここで地力を再確認したい。

▲　①　リコーヴィッカース…前崩れの展開になれば４走前のようにアッといわせる可能性はあるものの、如何せん安定感に欠ける印象。ただ、今回の距離延長はプラスに働く公算があり、それなりの位置から好枠を利して差し込めるかも。

△　⑤　バイラ…前走２着は勝ち馬に挑んだ各馬が止まったこともあり鵜呑みにはできないが、攻めからデキの良さはヒシヒシと感じ取れる。前走同様ロスのない位置取りで脚を溜めることができれば、今の状態なら不発はないと見る。

△　⑥　マイタイザン…昨年から少し衰えが見え始めているし、今回は休み休みとなって万全の仕上がりとは言えず。ただ、当然ながら実績面は最上位、楽逃げからマイペースに進めることができれば辛抱しそうではある。

△　⑧　マイネルプリサイス…好調時に比べると崩れが目立って少し威力が薄れてきた感もあるが、得意の内回り先行ならまだまだやれる。今回の大外枠はネックだが、ハナか２番手まで取り付ければ粘りを発揮できそうだ。