おすすめ注目レース

2021年11月 2日   楠賞 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   遠征馬か?地元の意地か?
"ケイバブック 宮垣 優"

8-3_sonoda.jpg 火曜日のメインレースは3歳の全国交流になって4回目の楠賞。このスタイルに変わってからの過去3回はすべて他地区からの遠征馬が勝利をしている。今年も浦和、川崎、船橋、愛知、高知から遠征馬が出走予定。本命は地元の(8)エイシンビッグボス。前走快勝後もシッカリと調整され仕上がり状態は良い。この距離も適距離なので地元の意地を見せてくれそう。相手候補はダートグレードで好走した(5)ワールドリングと地元戦で立て直す(3)イグナイターの2頭。他には久々だがスピード上位の(7)ジョーロノや終いは確実に伸びてくる(2)ブラックマンバが続く。

◎ (8)エイシンビッグボス…兵庫に転入後は7戦5勝2着2回と連対率は10割。前走の園田オータムトロフィーでは鮮やかな逃げ切り勝ち。その後は名古屋の秋の鞍に選定をされていたが、そこを回避しこのレース一本でジックリ調整されてきた。最終追い切りではJBCスプリントに出走するクリノフウジンを直線で一気に突き放して先着。豪快な動きで時計も優秀だった。他地区遠征馬でスピード上位の馬もいるが、自分の競馬ができれば十分勝ち負けになるだろう。

〇 (5)ワールドリング…3走前の優駿スプリントで重賞初制覇。休みを挟んでアフター5スター賞では直線で鋭い伸び脚を見せて快勝。初めての古馬混合重賞を勝利した。そして前走の東京盃では中団追走から直線でシッカリとした伸び脚を見せて5着と上々の結果。JBCスプリントにも選定をされていたが、そこを回避し楠賞に照準を合わせてきた。今回は長距離輸送や小回りコースなど課題はあるが、実力はメンバー上位なのであっさり差し切り勝ちも可能だろう。

▲ (3)イグナイター…JRAの新馬戦で6馬身差の圧勝。その後は南関東に移籍し京浜盃で2着に粘るなど南関東の3歳世代で能力は上位。ただ、勝利をあげることができず夏に兵庫に転入。転入後は2連勝でどちらも圧勝。前走は名古屋の秋の鞍に遠征をして2着に敗れたが、輸送競馬で馬体が減ってしまっていたし、スタートも後手になってしまったことも要因だろう。この中間は順調に調整された模様で追い切り時計はかなり優秀。スムーズな立ち回りができれば巻き返しは必至だろう。

△ (7)ジョーロノ…まだ重賞勝利は無いが、再三好勝負をしている。昨年の兵庫ジュニアグランプリで園田への遠征経験もある点は大きいだろう。今回は休み明けの一戦になるので仕上がり状態が気になるところだが、調教時計を見る限りでは仕上がっていそう。この馬のスピードを発揮できれば粘り込む可能性もあるだろう。

△ (2)ブラックマンバ…遠征競馬が続いている状況でも終いの脚は確実で安定感もある。今回は距離が短縮されるが、中距離で落ち着く展開よりも淀みなく流れるこの距離の方が良さそう。今回は先行馬が揃っているので展開が向きそう。一発に注意が必要。

おすすめ買い目

馬単 8→5 5→8 8→3 3→8 8→7 8→2

 

※投票の際は、締め切り間際を避け時間の余裕を持ってご利用ください。
※掲載されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容の正確性および安全性を保証するものではありません。詳しくは、オッズパークの免責事項をご確認ください。

 

地方競馬ならオッズパーク競馬