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南関東から大物コパノフィーリング＆森泰斗Jの遠征で上位は混戦ムード。実績を考えればこれを上と見るべきだろうが、前走内容と長距離輸送を考慮し、評価は３番手評価。本命には前走４連勝で重賞初制覇を飾ったコウエイアンカを抜擢。とにかく今の充実ぶりが目立つし、距離短縮も好材。自慢の末脚を武器に前走再現狙う。２番手には転入初戦を快勝のグラナリー。着差以上に勝ち振りには余裕が見られたし、一度使った上積みも十分。重賞メンバーでも力はヒケは取らない。好枠当たったメイプルグレイト。取り消し明けになるが、追い切りの動きからその影響はなさそうだし、展開的に眺めは良さそう。昨年の覇者エイシンエンジョイ、間隔開けてシッカリ調整したブランオラージュも侮れない。

◎(12)コウエイアンカ…４走前の勝利を機にノンストップで重賞制覇と、とにかく今の充実ぶりが光る。特にここ2走は折り合い面を考えれば決してベストとは言えない1400メートルでもキッチリ結果を出したし、今回は得意距離に戻る点も好感。前に行く馬が揃ったことで流れる展開が予想できるし、自慢の剛脚を武器に重賞連勝を狙う。

〇(8)グラナリー…転入初戦の前走は持ち前のスピードを存分に披露し、着差以上に強い勝ち振り。まだ時計も詰まってきそうだし、一度馬場を経験した上積みも見込める。転入前のJRA実績からここに入っても能力的に気後れはしないはず。

▲(6)コパノフィーリング…前走抜群の手応えで直線に向いた割に伸び切れなかった点と長距離輸送の初馬場を考慮し、３番手評価に落としたが、2，３走前は南関東の快速自慢達を完封と能力自体はここに入れば一枚上。スムーズに能力発揮ならアッサリのシーンも。

△(1)メイプルグレイト…取り消し明けになるが、直前の追い切りはシッカリ動けており、その影響はもうなさそう。前走の摂津盃の内容からも距離短縮は間違いなくプラス材料だし、逃げ馬の後ろで運べる絶好枠も当たったので、眺めは良さそう。改めて見直したい。

△(5)エイシンエンジョイ…勝ち星から遠ざかってはいるが、近走は本来の行き脚が戻ってきたことでレース振りも安定。強力同型馬との兼ね合いがカギになりそうだが、調子は上げてきているだけに先手主張なら軽くは扱えない。

△(7)ブランオラージュ…前走後からここも標準を合わせキッチリ調整してきた。上位とはやや差がありそうな印象だが、攻め気配や追い切りの動きから不気味な一頭。展開ひとつで台頭のシーンがあっても。