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2021年9月30日   姫山菊花賞 (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   末脚磨かれたエイシンデジタル、摂津盃の衝撃を今一度!
"ケイバブック 中村 龍海"

8-1_sonoda.jpg 前走の摂津盃で重賞初制覇、末脚の威力が着々と高まりつつある(4)エイシンデジタルに期待する。まだペースに左右される面は残るが、今回は兵庫の総大将が南関東勢に徹底マークを受ける可能性が高い状況。再度流れが嵌ると見れば重賞連勝も決して夢ではない。次いで本格化遂げた現兵庫王者(8)ジンギ。前走の六甲盃と比べると南関東勢の力量も若干緩和されただけに、再度トップに立つことは容易。ただひとつ気になる点を挙げるなら、過去2年の秋初戦がいずれも敗れているということ。今年も乗り込みは十分といえど百パーセントのデキに持っていくのは次走以降だけに、デジタル等にもつけ入る隙はある。姫山菊花賞3勝目を狙う古豪(2)エイシンニシパが絶好の内枠ゲット。昨年下したジンギが更に力を付けていることは確かだが、ニシパ自身も年齢的な衰えは皆無だ。ここ最近の兵庫重賞で存在感を示している南関東勢の刺客は(6)スウィングビート。近2走の内容からも一時のスランプは脱した感があるだけに、このメンバーならまず好勝負となる。ここまでが連争いで、3着候補にもう一頭の南関東馬(10)ゴールデンブレイヴ、差し脚堅実な地元(9)エイシンナセルを。

◎(4)エイシンデジタル…前走の摂津盃では並みの馬だとまず届かない大きな差を、パワフルな走法でグングン詰め重賞初制覇を決めた。他馬が軒並みタフなペースと馬場に翻弄された中、ただ一頭それを問題にしなかった点も価値が高い。ジンギをはじめ相手関係は強化されるが、流れが向いた際に発揮される末脚の威力はここでも一番だ。

○(8)ジンギ…昨年の姫山菊花賞では2着に甘んじたものの、それ以降が3連勝うち重賞2勝と完全に本格化。その後も中央オープン馬相手のグレードレースで4着と、今や兵庫の顔といえる存在となった。前走で敗れたトーセンブルと比べれば今回の南関東勢に怖さはなく、トータルの能力値ではここで一枚抜けている。あとは秋初戦がどうかだけ。

▲(2)エイシンニシパ…ジンギと同厩舎でこの馬も昨年は夏休養からの休み明けだったが、本馬は久々をまったく苦にせず二度目の姫山タイトルを手に。今年も能検や追い切り時計の出方を見る限り十分仕上がっている上、好相性の内枠も引けた。前走の敗因は距離と急なペースアップによるもの、まだまだ衰えは感じられず、ここも上位争いに。

△(6)スウィングビート…南関東移籍当初はJRAダート4勝の実力を発揮できずにいたが、一度休みを挟んで以降は浦和オープン級で連続馬券圏内と復調。戦った相手がグレードレースで好走歴のある馬達だったことも価値が高く、兵庫重賞を制する実力は十分有していると見ていい。ペースの違いにさえ戸惑わなければ。

△(10)ゴールデンブレイヴ…直近の南関東好走はA2級。オープン好走のスウィングビートと比べると分は悪いが、元々がJRA4勝馬だったことは本馬も同じ。8歳となった今でも先行できた際は滅法しぶといだけに、ここも大外枠を克服し前々で運べるようなら。

△(9)エイシンナセル…初重賞挑戦だった前走は5着に甘んじたものの、道中スムーズに捌けていればまだ差は詰まっていた内容だった。2走前は通ったコースが完璧だったといえどエイシンデジタルに先着を果たしており、ここも展開やコース取りが嵌れば出番がある。 

おすすめ買い目

馬単 4→8 8→4 4→2 2→4 4→6 6→4 8→2 8→6

 

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