Odds Park 競馬

　この４組は今開催Ａ級の一番下。こういう条件は昇級戦でも十分通用する。実際に前開催の５組ではランボシが２着に来た。勝ち馬が抜ければ…と言いたいところだったが、ここには２走前にＢ－１で先着のケンシがＡ級に上がってきている。総合的に考えると、後者を上位視するのが正解か。コマジオウは逃げが条件になるが、外枠はむしろ行き切れる枠と考えたい。グラスコックピットもそこそこ。モツれればテディボーイが浮上。

◎(７)ケンシ…岩手時から勝ち味薄とはいえ堅実。転入当初もそんな感じだったが、ここにきて勝ち切れるように。成長を認めたい。「この中間も至極順調で、いい状態で臨むことができます。あとは昇級しての力関係でしょう」。

○(１)ランボシ…４走前に逃げ切ると次はひとマクり。条件が上がっても２着、２着といいころの走りを思い出した感。追いかける手だ。「この中間は時計になる調整が課せられたが、少し硬さを見せたのが気掛かり。メンバー的にはいいところだが、はたして？」。

▲(10)コマジオウ…かつては２番手以降でも馬券になっていたが、このあたりまで来るとベストの逃げが条件になってきた？　同型次第。「このあたりのクラスまで来ると簡単にハナへ行かせてもらえないし、甘くないね。でも頑張っているほうだと思うよ」。

△(４)グラスコックピット…勝ち星からは遠ざかっているが、この馬なりの競馬はできていると思う。流れひとつといったところか。「涼しくなって良くなっていると思いますが、もうワンパンチ足りません。引き続き距離はいいので流れが味方してほしいですね」。

×(６)テディボーイ…器用な競馬はとても望めないにしても、おしまいの脚はまあまあ期待できる。つまりはハマるかハマらないか。「勝ち負けとはいかないまでも、確実に脚を見せてくれるようになりました。ここも大崩れはしないと思います」。