Odds Park 競馬

　このレースの注目は何と言ってもエイシンイナズマだろう。兵庫ユースＣ、菊水賞、兵庫ダービーとかの地の３歳重賞戦線で２着、２着、３着だが、いずれも惜敗ばかりで、逆に人気が出そうな感じも。そんなピチピチの３歳馬が当地へやってきて攻め馬も動いたのならだが、まあ転入初戦。人気になろうし、古馬と初対戦にもなる。ここはニホンピロヘンソンの安定感から入ってお手並みを拝見しようと思う。以下、再開初戦でそれなりの競馬をしたスタンサンセイ、シゲルグリンダイヤ、ヤマニンフレッチェ、バンズーム。

◎(３)ニホンピロヘンソン…中央３勝クラスから来ていまだ３着を外さぬ堅実駆け。昨年のくろゆり賞では強敵に割って入る２着がある。この相手なら格上感。「前走は夏負けが残っていたから叩いたぶん今回の方がいい。オープンでも連対実績があるし、ここなら出番があっていいよ」。

○(２)エイシンイナズマ…道営時はムラだったが、兵庫に来て一変。ダービーでハナ、ハナの３着へ来るまでに成長を遂げた。当地でさらに！　「今が充実期。調子を上げつつの移籍で今週の動きも抜群だった。ここでの力関係がどうかだが、手応えは感じているんだ」。

▲(５)スタンサンセイ…２勝クラスで頭を打っての転入だが、このあたりでもやれそうな手応えはつかめた。今回は１組だが２走目なら。「さばきの大きな馬だが、結構いい脚を使うね。小回りの適性も特に問題なさそうだし、展開がかみ合えば出番があっても」。

△(８)シゲルグリンダイヤ…昨年６月、当地Ａ級に転入していまだ掲示板を外していない。勝ち味に旺盛ではないが、相手なりの走りはできる。「前走は脚抜きのいい馬場で前残りの展開。もう少し走れていいけど、何かと注文が多いからね。ある程度、流れてほしいよ」。

×(７)ヤマニンフレッチェ…これまでのオープン挑戦はまだ馬券になったことがないが、今回は手探りの馬が多数。チャンスはありそう。「使うごとに馬は良化しているし内容も良くなってきている。この条件でまだ結果は出ていないが、前進を期待したい」。

×(９)バンズーム…金沢では一番上かその次の組で（０１３５）とそこそこの競馬をしていた元中央オープン馬。馬体減は気になるが。「初戦も持ち味を出しての結果だからね。馬格から見るとこれ以上はどうかと思うし、今度もメンバー次第としか言えないなあ」。