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2021年9月 9日   園田オータムトロフィー (園田競馬)  

園田競馬   第11レース   実績馬か?上がり馬か?
"ケイバブック 宮垣 優"

8-4_sonoda.jpg 木曜日のメインレース第4回園田オータムトロフィー。菊水賞馬のシェナキング、兵庫ダービー馬のスマイルサルファーは来週の西日本ダービーに出走予定なので不在だが、なかなか面白いメンバーが揃った。そのなか本命は(4)エイシンビッグボス。1700m戦で勝てていないが、中間の気配は良い。十分巻き返しはあるだろう。相手候補は4連勝中の(8)ビーザベストと成長著しい(7)インプルーヴの2頭。他には叩き2走目で前進必至の(9)ニジイロやのじぎく賞勝ち馬の(3)クレモナ、ロス無く立ち回れば面白い(1)アポロハクジャなどが続く。

◎ (4)エイシンビッグボス…今年4月に門別から転入後は6戦4勝2着2回と連対率は10割。勝つ時は鮮やかな逃げ切りで圧勝のレースが多い。1700m戦は2戦して勝ち星が無い状況だが、最後までシッカリと粘っている。ここ最近は中2週の競馬が続いていたので追い切りはせず軽め調整が続いていたが、今回は中3週でシッカリと追い切りを消化した。その時の動きが軽快で時計も優秀。前走の勝ち馬ががいるが、自分の競馬ができれば巻き返しは可能だろう。

〇 (8)ビーザベスト…昨年の新馬戦でツムタイザンの2着。その後は脚元の不安で休養。休み明け初戦は2着に敗れたが、その後は破竹の4連勝。前走のクリスタル賞ではインコースでジックリと脚を溜め、直線で前が開くと鋭い差し脚で一気に突き抜けた。相手が強くなっていってもこの馬の成長力の方が上回っている印象。今回は外めの枠に入ったのでうまく脚を溜めることができるかどうかがカギになってくるが、前走の様な走りができれば一気に重賞制覇も可能だろう。

▲ (7)インプルーヴ…3走前にはJRA交流戦で快勝。前走のトライアル戦では上位馬と差が開いてしまったが、スタートで後手を踏んで後方からの競馬になったにもかかわらずシッカリと差してきた内容は良かった。この中間も順調な模様なので五分にスタートを決めて前付けができれば差を詰めることができるだろう。

△ (9)ニジイロ…名古屋在籍時には兵庫クイーンセレクションと東海クイーンカップの重賞2勝。その後門別に移籍した後は成績は案外だったが、内容は悪くなかった。転入初戦だった前走は2走前に増えていた馬体重が戻っていたが気配が今ひとつだった。それでもレース内容自体はマズマズ良かった。この中間は一度叩いたことで動き、気配ともに良化傾向にある。揉まれる心配の無い大外枠に入った点も好材料。最近人気薄の馬で高配当の使者となっている田野騎手という点も魅力。

△ (3)クレモナ…今年ののじぎく賞では内をうまく立ち回り、直線では鋭い脚で伸びて重賞初制覇。前走は高知に遠征して3着だったが、勝負所で進出していく脚は良かった。今回は約2ヵ月半振りのレースになるが、能検や調教では良い動きを見せており、仕上がり状態は良さそう。内枠に入った点も良い方に向きそうなので一発あってもおかしくない。

△ (1)アポロハクジャ…まだC1格付けの馬なので上位馬とは差があるが、兵庫に転入後常に掲示板に載っているほど堅実に走っている。今回は最内枠に入ったのでコースロス無く立ち回れば大きく崩れることは無いだろう。 

おすすめ買い目

馬単 4→8 8→4 4→7 4→9 4→3 4→1

 

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