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2021年8月27日   夕刊フジ・zakzak賞 (園田競馬)  

園田競馬   第10レース   昇級戦でもイチノフリオーソ先行一気
"ケイバブック 中司 匡洋"

8-3_sonoda.jpg今回はテンからシッカリ動けていけるタイプが少ないメンバー構成。予想も先行脚質の馬を中心に組み立て。なかでも本命イチノフリオーソは、先行できた際の中距離戦成績は抜群の安定感。内枠の方が出脚も付くタイプではあるが、今回のメンバー構成なら枠順関係なく好位置が確保できそう。昇級初戦から好機有りと見る。コクシネルは逃げ、もしくは後方からという極端な競馬を好むタイプ。この相手の並びなら逃げから押し切りまで狙えそう。今回兵庫転入初戦のニジイロが次点評価。揉まれ込む展開は苦手だが、外めスムーズに折り合えればしぶとい伸びが発揮できるタイプ。その位置に誘導できるかが最大のポイントに。イスズイーグルアワジノサクラは自分から動いて行く競馬があまり得意ではないので、ここも展開待ちに。穴ではフラワーストリーム。発馬五分なら反応のジリっぽさも相殺。

◎(5)イチノフリオーソ…前走は勝負どころでなかなか進路が見出せず仕掛けを待たされる形になってしまったが、最後は直線最内の狭いところを抜け出しV。元来、上り勝負は得意ではなく、そんな苦手な展開を撥ね退けての勝利でもあった。その前回から比べると、今回は先行馬も減少。昇級戦でも展開が味方に付けられそうなここなら。

〇(2)コクシネル…逃げ、もしくは終い勝負の極端な戦法での好走が主なタイプだが、前走は好位から器用に立ち回り3着と、これまでとは違った一面を披露。当時の相手も重賞勝ち馬やOP連勝馬などハイレベルの一戦でもあった。今回は1番出脚が付けやすい中距離戦。素早く先手が奪えるようなら一気に押し切れそうだ。

▲(3)ニジイロ…道営転入後の2走は案外な結果だったが、2走前は道中終始窮屈でスムーズさを欠いてしまう内容、前走も勝負どころで被せられる形になる前までは手応えも悪くなかった。1月の兵庫QSでは勝負どころで外へ外へと振られながらも余裕の差し切りV。ここも揉まれる展開にさえならなければ。

△(9)イスズイーグル…4走前の同条件戦ではスローの展開に泣かされながらも2着。2走前は1週目4角手前で競走中止馬のアオりを受けてしまいチグハグな競馬になってしまっていたが、上りはメンバー最速時計を記録。スムーズな競馬で今少し展開に恵まれれば。

△(1)アワジノサクラ…4走前の同条件戦では不発だったが、勝負どころまでペースが上がらないスローペースの展開にも泣かされた部分もあった。近走の2勝はともに淀みない展開での差し切りV。注文通りのペースにさえなれば。

△(8)フラワーストリーム…前走はスタート出遅れ、ペースアップでも一旦置かれる形になっていたが、直線は盛り返して5着。JRA実績から中距離適性は問題無し。発馬決めてひとつでも前の位置で運んで行ければ。 

おすすめ買い目

馬単 5→2 2→5 5→3 3→5 5→9 5→1 5→8 2→3 3→2

 

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