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2021年8月 6日   ペリドットオープンA1 特別サラ系一般 別定 (名古屋競馬)  

名古屋競馬   第11レース   ひと皮むけた? キクノゼファー
全国公営競馬専門紙協会 競馬エース 幸村博之

nagoya12.jpg 当地では2戦2勝としたメイショウアワジ。中央3勝クラスから来て追い切り好感触のタイキサターン。兵庫を経て当地へトレードされてきたナムラヘラクレスナムラムツゴロー。そして古馬に初挑戦する東海ダービー馬トミケンシャイリなど、力の比較が難しいメンバーがそろった。そんな中では休み明け2戦の勝ちっぷりが実にいいキクノゼファーに白羽の矢。あれなら初の1組でも楽しみを持ちたくなる。

◎(3)キクノゼファー……ともすれば休み前は勝ち味薄のイメージがあっただけに、ここ2走の強さにはびっくり。これならオープンでも!? 「今は調子がいいですね。時折スタートが遅いのがどうかというぐらいで、特に気になるところはありません。オープンに入っても引け目はないとみています」。

○(6)メイショウアワジ……勝ち切れなかった佐賀時がウソのような快勝劇。当地の水が合ったか。1600mにも自信を深めたのなら。「前走も正攻法で押し切ったし、オープンに入っても遜色ない実力がある。距離もこれぐらいがベスト。楽しみにしているよ」。

▲(8)タイキサターン……大半が芝だが、デビュー当初はダートで1つ勝っている。攻め上々だし、この鞍上でポンとゲートを出るようなら。「直近は芝ですが、デビューはダートでしたし適性は問題ないと思います。こちらに来てからは順調で、仕上がりも悪くありません」。

△(7)ナムラヘラクレス……1月の新春賞ではエイシンニシパの2着、白鷺賞ではジンギの2着。直前も格好はつけている。初勝利は当地の交流戦だ。「いい仕上がりを見せているよ。兵庫の重賞で2着が2回あるし、あっさり勝ってもと思っているんだ。ウチの3頭はどれもいい勝負になるだろう」。

×(4)ナムラムツゴロー…中央500万(1勝クラス)勝ちは笠松の交流戦。その後は芝主体だったが、ダートがダメなわけではない。当地の流れなら? 「いくらか暑さを気にしている様子はあるけど、全体的にはまずまずの仕上がりと言えるかな」。

×(2)トミケンシャイリ……不覚を取った要因が控えたこととは思いたくない。暑さも気になるが、古馬に挑むからには負けなしの逃げで。「暑さに強いほうではないが、夏負けには至っていないし、中間もしっかり本数をこなした。初の古馬戦だけに直前はビシッと。なかなか骨っぽいメンバーだが、通用すると思っているよ」。

おすすめ買い目

馬単 3→6 6→3 3→8 8→3 3→7 7→3 3→4 4→3 3→2 2→3

 

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