Odds Park 競馬

　当地区デビューの３歳馬による一戦で、今年は９月14日に名古屋で行われる「西日本ダービー」のトライアルにもなっている。駿蹄賞、東海ダービーで３着に来たスプリングメドウは金沢のＭＲＯ金賞でも善戦。この暑さでも遠征疲れはなさそうだし、先着２頭（トミケンシャイリ、ブンブンマル）が不在の組み合わせなら、重賞初制覇に王手。これを阻むならここ照準ダイセンハッピーの逃げ。２歳チャンピオンが巻き返しに燃えている。この２頭に続くのは、相手強化でも攻め好感触のインザホッパー、おしまい勝負でひと脚は使えるリアルスピード。以下は伸び悩みの現状で、体調的にもパッとせず…。

◎(４)スプリングメドウ……金沢へ打って出て、しかも結構なメンバーで４着に来たことは評価せねば。ここは相手なり以上を期待したい。「金沢戦は初めての馬場ということもあって、４角でふわふわした面を見せていたね。ただ、この日程で臨めるし、しっかり追い切りも消化。地元で巻き返したい」。

○(12)ダイセンハッピー……東海ダービーはテンに行けなかったし、内に入れる競馬も裏目に出たか。ここなら難なくハナに。その形なら。「ここを目標にしっかり調整してきた。これまで戦ってきたメンバーに比べればくみしやすいし、結果を求めたいところだね」。

▲(８)インザホッパー……休み前、特筆すべき実績はないが、キャリアの浅さが逆に魅力。ひと叩きしたし攻めの動きも上々というのなら。「追い比べで負けてしまいましたが、休み明けということを考えれば及第点。叩いた上積みは見込めますし、生え抜き限定ならそこそこやれていいでしょう」。

△(11)リアルスピード……いずれも上がりは40秒台だったが、豪快にマクッて２勝している。折り合いが鍵だが、ハマれば一発!?　「道中で微妙に掛かるところがあるので、脚をタメていく競馬をしています。状態は変わりなくきていますし、流れ次第で」。