Odds Park 競馬

　兵庫で崩れたのは４角で不利があった２走前だけ、そしてＢ１級でも既に３走して②①③着と結果を出しているマイティバローズ。昇級というのは形だけで、力上位とみていい。連勝濃厚。エイシンダンシャクは４カ月の休養明け。陣営のコメントからだと本調子とまでは･･･という感じだが、休養前にＢ１Ｂ２混合戦で勝利していたり、今回は単騎逃げが見込めるなどいきなり上位争いができる材料も多くて。パリスハートは２走前が内回りで好走。この枠ならその経験が生きそう。イルフォーコンの前走は馬場に泣かされた。良馬場で改めて。あとではガッツィーソート、ベディヴィアの転入馬２頭に注意したい。

◎⑧マイティバローズ･･･前走は狭いところを割って、直線の追い比べでもグイッと抜け出した。兵庫で唯一崩れたのは２走前だけで、しかも４角で不利があったためと敗因がハッキリしているので、実質まだ底を見せていない状態と言える。Ｂ１級でも既に勝利しており、昇級は形だけ。連勝の期待高まる。

○⑦エイシンダンシャク･･･休養前にＢ１Ｂ２混合戦勝ち。当時はＢ１馬１キロ増の別定戦だったため、勝って１キロ増でも自身にとっては同じ57キロ。また、更にその前は現在Ａ２で活躍中のモズファヴォリートや、今回のレースに出走しているマイティバローズとも接戦を演じているので能力自体は高い。あとは実戦の勘が鈍っていないかどうかだけ。

▲②パリスハート･･･昨年夏にＢ１を連勝。秋には牝馬重賞に挑戦したり、Ａ２戦で②着と好走している。前走の①②着馬は２走前の③①着馬。違うのは自身が内回りだったか外回りだったかの差。それだけにロスなく立ち回るには絶好の枠を引き当てたのは好材料。

△⑨イルフォーコン･･･前走は水の浮く馬場コンディションだったし、勝った馬は逃げて圧勝している。直線半ばで脚色が鈍ったものの、かなり縦長だった展開を捌いて一度は②着争いに加わったのだから良しとすべしか。良馬場でスムーズに流れを捌ければ即巻き返しへ。

△⑩ガッツィーソート･･･ＪＲＡからの転入初戦だが、園田自体は19年11月の大和川特別（1870ｍ・⑤着）で経験している。ＪＲＡでの２勝は1700ｍ戦と障害戦で、1400ｍ以下に出走するのは今回が初めてなので距離対応がカギになるし、一度園田を経験しているとはいえ当時とは砂が替わっているため過信は禁物かもしれないが、入厩後の追い切りは動いているし、気配はいい。

△④ベディヴィア･･･南関東経由の転入だが、ＪＲＡ３勝、昨年６月まで３勝クラスで戦っていたのだからＢ１編入は有利。それに南関東でも勝利こそないが上位争いをしていた。気性面にやや課題がありそうだし、展開や流れに左右される面もあるようだが、ハマればいきなり好勝負しても不思議ない。