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2021年6月16日 兵庫馬事畜産特別 (園田競馬) ツイート
園田競馬 第11レース コースロス生じながら連確保のロードラナキラ今回こそ主役!
"ケイバブック 中村 龍海"
5月27日の同距離同条件戦の上位馬が揃い踏み。このレースは前掛かりペースだっただけに展開が違えば着順変動も有り得るが、それでも当時ワンツーを決めた二騎の能力は信頼に値するもの。序列は迷ったが、前走でより強い競馬をしたのは(8)ロードラナキラと判断しこちらを本命、対抗を(2)デンコウブレイブとする。ブレイブも1角で不利を受けていただけに強い内容ではあったが、ラナキラは1角どころか道中終始大外回りでブレイブ以上の距離ロスを生じていた。それでコンマ2秒差なら立ち回りひとつで容易に逆転可能、斤量差まで加味すればよりラナキラの方に食指が動く。ブレイブは近走末脚に不発なし、斤量増といえどまず崩れは想定しづらい。(6)トゥリパは前走ペース不向きながら掲示板は確保。2走前以前の内容からもペースひとつで反撃可。(3)イルフォーコンが近走で崩れたのは勝負どころで前が詰まった前走のみ。器用さは欠くがA級好走の実績からまず軽視はできない。あとは本来の出脚戻ってきた(4)クールフォール、前走スムーズさ欠いた(9)ダミアンバローズを。
◎(8)ロードラナキラ…兵庫転入初戦の前走は終始馬群の大外を回る形となりながら、ゴールまで脚を伸ばし連確保。勝ち馬がそれより内目のコースに入っていたことからも、距離ロスを考えればこちらの方が強い競馬をしたと判断できる。前走は他馬の出方を見て控えただけで、2走前以前の行き振りすれば位置取りも中団あたりで運べると想定。スムーズに立ち回れさえすれば突き抜け可能。
○(2)デンコウブレイブ…2走前は後続に6馬身差、前走は1角で不利を受けながら差し切りと、ペースが味方したにせよ中身の濃い内容続き。極端な距離しか選択できなかった姫路戦から園田に変わって結果が出だしたことからも、やはり園田1230メートル戦でこその馬と見ていい。再度適距離なら斤量増でも信頼揺るがず。
▲(6)トゥリパ…前走は序盤から二頭で後続を引き離す形となり、結果的に差し追い込み勢を呼び込む流れに。久々に馬券圏外に敗れたといえど、先行勢に厳しいペースで掲示板確保ならまったく悲観する内容ではなかった。当距離戦ならハナに拘る必要もなく、激流に呑まれず先行できれば上位争い。
△(3)イルフォーコン…前走は3角で前が詰まり脚を余す格好に。勝ち味に遅いタイプといえど前走を除けばまったく崩れておらず、休養前にはAクラスでも連に絡んでいたほどの実績馬。器用さがないだけに後方待機は仕方ないにせよ、スムーズに捌けさえすれば後半浮上は確実。
△(4)クールフォール…2走前はハナ奪えず、前走はハイペースと2走着外の敗因は明確。距離が若干長くとも小差まで踏ん張った3走前や近走の出脚良化を見ると、この馬自身の復調は明白。ベスト距離でマイペース逃げが叶うようなら粘り込みがあっても驚けない。
△(9)ダミアンバローズ…前走は勝負どころから下がってきた馬を避け切れずスムーズさを欠く格好に。当距離戦は兵庫移籍直後に3着があるように、短距離の流れ自体は難なくこなせるタイプ。常に相手なりに立ち回れる強みがあり、道中の捌き次第で十分巻き返し可能。
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