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今季更に一段力を付けた印象の⑧ハクサンアマゾネス。すでに２冠を制覇した今季の重賞では今回のメンバーを含めた有力処を制しておりここもＶ濃厚と見る。⑥ファストフラッシュ、⑩エイシンレーザーが相手の有力候補だが、①トウショウデュエル、④サノサマーも流れひとつ。

◎は⑧ハクサンアマゾネス。昨年３歳重賞３冠、古馬入り後もお松の方賞、中日杯を立て続けに制覇と活躍したが、冬季の南関東出走を経て今季まさに本格化。徽軫賞こそ展開に泣いたが４月のＪＢＣイヤー記念を圧勝、ラスト突き放した前走利家盃も盤石のレース内容で今季２冠。連勝で今季３冠目を狙う。

○は⑥ファストフラッシュ。昨年は平場を５勝。１月には笠松白銀争覇で首差の接戦を演じた。軽い馬場を味方に今季は開幕から①②①着。前走スプリングカップでは先行策から押し切り念願の重賞制覇を果たした。折り合いがしっかりした事で安定し距離の壁も克服。

▲は⑩エイシンレーザー。昨年は兵庫の一線級相手に差のないレース。当地移籍緒戦Ａ１二組大差勝ち。近２戦の重賞は②②着と共に勝ち切れていないが、２走前は勝負処でツキがなかったし、道中の位置取りを思えば４角で先頭を窺った前走も負けて強しの内容。

△は①トウショウデュエル。昨年の同レース２着など当地一線級を盛り上げた一頭。今年はここまでもうひと押し足りないが、手堅く押し上げ④③③着と崩れのない走り。年齢的にも大きな上積みは望みづらいが、ここは実績を買って上位候補に加えたい。

注は④サノサマー。昨年の移籍当初は利家盃制覇など鋭い決め脚を発揮、同レースでは結果４着も一番人気に推された。その後は夏負けが尾を引いた事もあって他地区含め勝ち星ないが、今は気配自体は伴っている。気ムラな面を出さずレースに集中すれば。